2015年9月5日土曜日

東証、108億賠償確定

ってな話。
あの頃は僕もまだ「現役」だったので覚えてる。

同僚も、どさくさに紛れて「結構な金額」プラスになったんだが、たしか当局の指導によって、返還させられたんだっけ(若干うろ覚え)

自己の性格上(健全な市場価格の形成ですわな)、明らかな間違い注文に乗じた利益はダメだろうと。

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東証に賠償責任が生じたのは「取り消しできるべき注文なのに、取り消せず、なおかつ注文が執行されてしまったこと」かな

東証のシステムは何度もチェックしてどうにゅうされたもの。システムは導入されるにあたって、会員証券会社の株式部は日曜出勤とか、GWに出勤させられて、端末から擬似注文を出したり消したり、自社の端末からちゃんと注文が出るかどうか、取り消しできるかどうか、入念にチェックして、本番導入されてたんだ。

ところが。
売買初日については「ストップ幅がない」。寄り付いた値段からストップ幅が発生する。

(寄り付く前はストップ幅ないから、どんな値段でも注文できる)
ところが、相場が始まると、へんなねだんの注文が「取り消せない」状態になっちゃうんだ。
エラー注文ではじかれた注文(全て失効すると設計者は考えたんだな)

しかーし。気配値が出てからm寄り付くまではその注文自体は有効。しかしシステムはその注文は気配値から算出される値幅からは外れているから「もう取り消しても意味のない」注文だから取り消せないと判断して取り消し操作を遮断。
しかし実際は売り気配だから、その間違い注文は寄り前だから生きていて。。。っていう話だったと思う。
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あまりにもレアケース。あまりにもレアなミス。たしかにここまでシステム設計者に予見しろ、と言うのは難しいケースだったと思う。しかし、やっぱり予見できうるケースだったようには思うんだな。
それは世界を代表する取引所なんだから。もっと研究しろや、とね。

それと取引をやめさせる権限がじゅんびされてなかったこともやっぱり問題だよなあ。。。ーーーーーーーー
いまはもちろん、大幅に改善されているけどね

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これ笑い事じゃないんだ。
むかし書いたけど商品部だったか株式部という部署にいた時のこと。

僕と同僚が3億円くらいの注文を出すときにリミッターを解除して、(一人がリミッターを解除し、一人が注文を入れるダブルチェックをしてた。その時は同僚が注文を入力し、僕が執行するパターンだった。)注文を入れ、同僚が何をトチ狂ったか、300億円の注文を入れて、俺にオッケーか?と聞いてきやがったw

ダメだろ!!(絶叫した僕)。株数の桁が00違うは!!
当時、東証の注文端末には「0」ボタンと「000」ボタンが付いてたんだな。
間違って000を押しやがったの。

同僚画面見なおして顔色変わる。手が震えてる。(300億円分出しちゃったらどうなるかはすぐに理解できたのね)
こりゃダメだと思って、注文全部消して、僕が数字入れなおし。
逆に同僚に確認してもらって注文執行。

フロアのみんなこっち見てたw。寄り前1分切ってた修羅場の朝のこと。今でもたまに寝言とともに思い出す。いや、表に出ないだけで、似たような話は世界中の証券会社であったんだと思うよ。表に出ないだけで。。。

いまはオンライン全盛だから、そんなこと殆ど無いんだろうけどなあ。

1 件のコメント:

ラチェット さんのコメント...

東証側に注文が届いていて、
その後の取り消し操作が、
受け付けされなかったのが重視されたのでしょうか。

新天地さんの場合は、Wチェックで注文執行の前に気が付いたわけですが、
みずほ(でしたっけ?)では、その辺の責はどうなのかな?です。

私が東証側でしたら、
みずほにはケジメとして、
証券コードと取引単元の丸暗記の刑ですね(代取~平まで)。
通す為のテストですので、
間違った箇所だけの再テストを繰り返しで許してあげますw