2015年8月31日月曜日

香川のランニングと株と

先週の試合なのだけど。

ドルトムントはどっかのチームに大勝した。その時の香川選手のプレーでものすごく印象に残ったのがあった。

左側のFWの位置にいた、ムヒタリアンにパスが渡る。デフェンダーはムヒタリアンにつこうとする。
その時、猛然と香川がムヒタリアンの外側を全力疾走で駆け抜けていったのだ。

DFは、ここで香川にパスを通されることを懸念。一瞬香川につこうとする。
ムヒタリアンはマークが緩くなった間隙をついてフリーでシュート。ミドルシュートがゴールに突き刺さった。

(新天地注。「外側」を走って行くのがミソ。内側をついても、そこには他のDFがいるのでムヒタリアンからDFを剥がせないし、自分もマークされてしまう。)

記録には残らないかもしれないけど、「サッカーがわかってる」スプリントだった。
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相手からしてみれば、もしも香川を無視してムヒタリアンだけをケアしていれば、香川にパスが通って裏を取られたかもしれない。もう、そういう「形」を作られてしまったところで勝負は不利なのだ。
ボールゲームではいかにこういう「有利」を作り出せるかも強さにつながる。

香川のランニングには、相手の裏をつく意味もあるし、味方をマークしているDFを剥がす意味もある。王手飛車取りではないけど、敵にとっては「致命的になる」一手だった。

株も同じかもね。常に「どっちでも行ける」体制を作っておくことも強さの一つ。意味のある布石を取りたい。

逆に相場が乱高下してる時に「やられ玉があるんで身動き取れない」という状態は「二人を相手にしたDF」と同じでどう見ても不利になってしまう。
乱戦になる時ほど、足かせは少なくしたい。

そんなことを思い出したのでした。
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小中学校でボールゲームやらせるってのは本来こういう戦略的思考を教える場でもあるんだ、って大学で教職課程の授業やってたとおちゃんがよく言ってた。
そうなんだよな。

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