2015年8月19日水曜日

レプランシュ

新天地は良血馬が好きです。特に昔馬券あたったことのある馬に縁があると。。。


今日の紹介馬は「レプランシュ」

父ディープインパクトは有名。母父ファスリエフはあんまり有名ではないですかね。
日本にも輸入されたファスリエフは種馬としては2歳戦やダート戦線とかでそこそこの結果を出しています。やや早熟な血統かな。(自身の戦績的には2歳時五戦五勝でモルニ賞制覇、欧州の最優秀二歳牡馬に選ばれています。フリーハンデは125ポンドと当時の2歳馬としては最高の評価でした。クラシックの活躍が期待されたものの骨折で引退し種牡馬になっています)

レプランシュの母親はドイツでG2などをとってるし、祖母は現在「世界で最も距離が長いG1」の一つであるフランスのカドラン賞(約4000m)の勝ち馬。そして何より母は、アラサー以上の競馬ファンなら知ってるか、女傑ファビラスラフィン(NHKマイルG1,ジャパンカップG1 ハナ差2着)の半姉妹になります。つまりレプランシュはファビラスラフィンの甥に当たります。

8月15日に行われた初戦の新潟5Rの新馬戦1800m、レースはスローペースに流れて上がり3Fは33秒5といういわゆる上がりの競馬になりました。こういうレースは前にいた馬が圧倒的有利で、後ろに位置した馬は届かず敗れるのが普通です。

 
 
ところが4番人気のレプランシシュ(10番)はスタート後手を踏む形で道中最後方待機。
騎手は道中、なだめたりすかしたりしてますんで、望んだ最後方待機でもなさそうです。

というか、結果を知らないでこのレースを見てると10番の馬、全く競馬に参加できていないように見えます。「なんで出てきたお前」っていう感じのレースぶり。ところどころ明らかに「レーススピード」ではない速度に落ちるシーンが見られますw騎手が必死に叱咤するのですが全然動かない、そんな感じ。


ジョッキーは長い直線に入ると大外、(仕方なく?)誰も居ないコースに進路を取ります。(他の馬を嫌う素振りを見せたので、馬群を割るのを避けたと騎手が語っています)

残り500mくらいで、騎手がステッキを数発、更に首を必死に押して押して、するとようやくレプランシュのエンジンに火が入ります。前足を高く上げ、体全体がばねになったようなフォームに大変身、グイグイ前に迫ります。それでも「あー届かないか」と思ったところで更にもう一伸び。残り200mのタイムは10秒台の鬼脚を繰り出しているように思われます。

結局最後だけ?本気を出したレプランシュは自身「3F32秒4」というこの時期の仔馬にはありえないタイムでまとめてゴール前できっちり差しきりました。(周りの馬だって33秒台という決して遅くないタイムで走破してるんですが)さすが良血馬という勝ち方でした。ちょっと鳥肌立つレースですね。(二着に負けた馬も完璧なレースをして最後きっちり伸びてきてそれでも負けました。騎手は「なんで」と思ったでしょうねw)いわゆる大物感あふれる勝ちっぷりでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
母の父ファスリエフは自身2歳時に5戦5勝ながらそのまま引退してしまった馬。「早熟血統」といえ、実際日本でも産駒は仕上がり早いものの成長力にかけるイメージが有ります。
なので本場も「仕上がりが早い早熟馬」である可能性は有りますね。

ただ、父親ディープ、母系はファビラスラフィンですからやっぱり化け物の可能性は有ります。最後のトップスピードはディープを彷彿させますし「なんで止まらないの」っていう足の出し方はファビラスラフィンの血統の良さにも思われます。

とりあえず皐月賞くらいまでは注目できそうです。とにかく、末脚は切れる、止まらない。3F、このタイムで走れる馬はそうそう居ないですから。

0 件のコメント: