2015年7月8日水曜日

静的安定と動的安定

むかし、民法で債権法を習っていた時にこんなことを教授が言ってた。

債権法を一言で言うと「約束は守れ」、だ。
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古典的な意味で、民法というのは「約束を守るように国が強制する」ことから始まってる。

其の意味では「借りた金は必ず返せ」というのがまず原理原則だ。
ある意味ではこれは「静的安定」といえようか。
それでも返せなくなったら、身ぐるみはいで、残ったものを金を貸した全員で分けなさいと。
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一方でこれではまずいよね、と進化していったのもまた民法。

金を借りた方もまた生活が有るんだと。身ぐるみはいじゃったら、死んでしまう。それはまずいな。。
更にその人がいなくなったら、困る人もいるよね、例えば会社だったら、其の人しか作れないもの、できないこともあるかもしれん。強制的にそれを止めちゃうと、社会全体の不利益になることもあるかも。

じゃあ、会社には破産意外に会社更生法なり民事再生法を用意しましょう。金を貸した人、一部は諦めなさい、その代わり残りはなんとか買えさすようにするから。
借りた側、債務はカットするからもう一度頑張ってみなさいと
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金を貸した方からすれば、「借りたものを返さないなんてズルいじゃないか」ということになるが、「そういうリスクも込みで貸しましょうね」というのが法律のスタンスになる。社会全体から見れば、こっちのほうがプラスだよねというのが法律の歴史だ
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ギリシャばかり責められるが、金を貸し込んだ方にもある程度の責任がある。

ここまでこじれてしまった以上、円満解決は難しいだろうが、債務カットしてあげるしか解決方法は無いんだろうな。ふとおもた。
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日本も他人ごとではない。

日本政府に貸しているのは(国債買ってるのは)日本国民そののだけどね。

2 件のコメント:

ラチェット さんのコメント...

返せないでしょうね~
国民が政府の足元見て、納税をしていないようでは…

戦争の補償で国土を分割なんてのはザラにありましたが、
そんなのはひと昔前のやり方ですしね。
まさか、借金のカタとしては、未だにアリでしょか?

新天地 さんのコメント...

国土(土地)を分割はまずいですけど、文化財を売り飛ばすのは有りのような気がしますねw

ディズニーかなんかに文化財を売り飛ばしてテーマパーク作ってもらうというのは。。。


だめかw