2015年7月9日木曜日

自己売買のシステム

今はどうか知らないけど

昔は、自己売買は直接東証の端末に注文入れてたんだ。

で、引け後にディーラーが書いた手書きの伝票を見て、それを証券会社が使ってるシステムに手で入力。其のシステムが証券金融の会社とかとつながってて信用売買の処理とかとを
行う。(東証で実際に行われた商いと、システムに手で入力した商いと株数や値段が違ってると次の日エラーが上がってくる。訂正入力しないといけなくて結構大変。信用が絡むと余計に・・・。

さらに損益計算は別のコンピューターに同じく売買を手入力して、エクセルとかで計算してた。
二重三重の手間がかかったわけね。

そもそも、自己売買が直接東証端末を使うのがいけないわけで、自己売買も客と同じようにシステムをかませて注文出せばいいわけだけど、もともと証券会社が使ってるシステムは営業マンが顧客の注文を受けて発注するシステムなんで、自己売買には向いてなかった。

そこで所謂「ディーリングシステム」ってなものが登場する。

ディーラーはディーリングシステムを介して注文を出す。
ディーリングシステムは注文を東証に出し、自動的に旧来からの証券会社の売買注文のコンピューターに注文と約定の実績を流し、同時にディーラー事の損益計算(当然部署全体の損益計算)をリアルタイムに出してくれる。

このシステムの登場で自己売買を支える人手は飛躍的に減った。今まではディーラーを増やせば比例して入力する人間が必要だったけど、システムなら「何人でも」処理してくれる。
これがないと、引け後のシステムへの入力は「戦場」だったのだ。
ディーラーもいちいち、自分のやった売買を東証端末見ながら手書きで伝票というか表にする必要がなくなった。

15時に売買終わったら、、終了処理をやって、すぐに今日の結果がプリントアウトできるんで、それにサインして管理者に提出したら帰っていいようになった。プリンターの順番待ちが発生するくらいである。

結果、15時過ぎたら飲みににいくようになったのだが。。(そして奥さんに「飲みが終わったから今から帰るね、と電話して「まだ仕事中じゃ、死ね」と返ってくるエピソードに続く)
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足を洗ってからもう7年くらいになるか。いまはどんな仕組みになってるんだろうなあ。

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