2015年6月16日火曜日

おまけ。

最近、新しい種馬少ないなーとおもってちょっと調べてみました。

今年初年度産駒がデビューする新種牡馬の数はたったの21頭!!!

僕が知るかぎり、日本の競馬が始まって以来、最低の少なさだと思います。
90年台ころは円高に物を言わせて輸入種牡馬が数十頭、日本の競馬出身の馬もあわせて100頭を超える馬が新種牡馬になっていましたから、今いかに一部の人気種牡馬に種付けが集中しているかわかります。
(種付け技術の向上などで、一頭の種馬が200頭近く種付けできるようになった。日本で生まれるサラブレッドがせいぜい7000頭なので。。)


ちょっとG1勝ったくらいでは種馬にはしてもらえない(昔はロマンで種牡馬になれる馬も多かった。続くかどうかは別問題)。更にリスクを取って種馬を買ってきても大牧場の成功した種馬に勝てるかどうかわからない。サンデー系のうまのほうが、今のところわざわざ買ってくる馬より確率的によく走るんで。。。更にここに来ての円安です。。。わざわざ新しい種馬を作るモチベーションにかけるんですよね。日本の競馬の問題点の一つだと思います。
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少ない新種牡馬の中から。

今年の注目は個人的にはカジノドライブ。
日本調教馬ですが、初めてアメリカのダート重賞を制した馬。其のピーターパンステークスのレースの勝ちっぷり、血統的背景(兄、姉!がアメリカ3冠最終レースのベルモントステークス勝ち馬)から、「15億円で売ってくれ」というオファーが来たものの、オーナーが速攻断った逸話が残っています。

その後の怪我でベルモントステークス出走はならず、怪我のあとは回復せずに泣かず飛ばずですが、怪我する前までに見せた実力は間違いなく本物。
APインディ系の種馬は日本に少ないし、芝でも活躍馬が出ているので種馬として活躍して欲しいですね。折り紙つきの良血、しかも種付け料50万円と格安な上に、芝で初勝利をあげる子供がいきなり出ました。
これからも種付け数は確保できそうです。

そのほか、下のブログでも書いた英ダービー、凱旋門賞馬のワークフォース、ご存知ドバイワールドカップ勝ち馬のビクトワールピサ、このへんが誰もが納得する三本柱ですかね。

ワークフォース以外では日本で走ったことのない、純粋な輸入種牡馬はベーカバドだけか。
この馬は父ケープクロス。ケープクロスはダンジグ系の短距離馬だったのですが、種馬としては2400mを超える距離の重賞勝ち馬を多く出すなど幅広い距離適性を見せて世界的に成功を収めています。ただケープクロスの血は日本には殆ど見られないので貴重な血になりそう。
ベーカバドは母系を見るとクリス、ミルリーフと日本で成功を収めた血が入っており、このへんからも日本に適応してくれそう。サンデーサイレンスと血統的に遠目なのもひょうかポイントでしょう。


あとはあんまり惹かれる馬はいないんだけど。
ドリームジャーニー(弟にオルフェーブル)とかキャプテントゥーレ(祖母は世界的マイラーのスキーパラダイス)なんかは近親が活躍しているだけに種馬としての成功期待値は高いですけどいかんせん飽和状態のサンデー系なのがどう出るか。

逆にマイルチャンピオン勝ちのエーシンフォワードはストームキャットの孫。
サンデーサイレンスの子供であるディープインパクトは、ストームキャットを父とする繁殖牝馬と相性がいいことで知られます(子供の成績が良い)
逆にサンデーサイレンスやディープインパクトを父にもつ繁殖牝馬にエーシンフォワードをつけるとこれまたニックスが生じて活躍馬が出る可能性もあるでしょう。

相性といえばステイゴールドは死んでしまいましたが、ナカヤマフェスタはその後継の期待も有ります。ステイゴールドとメジロマックイーン牝馬の相性は有名ですがナカヤマフェスタにはマックの血が入っていない。ナカヤマフェスタをメジロマックイーン牝馬につけたらどうなるのか?その辺は興味深いですね。

非サンデーというか、日本土着の血とは異型度が高いというところではビービーガルダンかな。
チーフベアハートの後継種牡馬としての期待。またビービーガルダンは母の父系を見るとサートリストラム(南半球のノーザンダンサーみたいな種馬)が出てくるように、南半球でよく見る名前が並びます。日本にはあんまりいない血統。
異系統の血を注入するという意味で期待があるでしょう。

何はともあれすごい馬が出てきますように


おまけのおまけ
今ナカヤマフェスタの戦績見てて気がついたけど、
ワークフォースが勝った凱旋門賞、二着がナカヤマフェスタ、四着にベーカバド、七着ビクトワールピサ。
同じ凱旋門賞をつかった馬たちがまとめて日本で新種牡馬になるなんて今までもなかったし、これからも無いんとちゃうかなあ。珍しいですね。

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