2015年5月21日木曜日

ソバルディ、ついに承認。C型肝炎治療を変えるか。そして。。。

もしもC型肝炎の患者さんでこの薬を知らない人、あるいは家族や知り合いにC型肝炎の患者さんがいるなら、是非この記事は読んでください。C型患者さんの人生を変える薬。

命を買える薬です


注目の「新薬」が承認された。アメリカ、ギリアド・サイエンシズのソバルディ。


本家アメリカではすでに2014年に承認されている「話題」の薬。

C型肝炎の薬で、経口する。注射じゃないんで、治療するときの「痛み」という意味で負担が少ない。直接ウィルスの増殖を阻害するので直接作用型抗ウイルス薬(Direct acting Antiviral Agents:DAAs)と呼ばれる。

新天地注。薬品株をやるなら、DAAsの仕組みくらいは知っておきたいところです。
株屋なら営業トークに使える知識、。

C型肝炎は90年台以降の新薬(インターフェロンと二剤もしくは三剤カクテル療法)の登場で、治療率が上がったとはいえ、従来は「全員が治る」病気でもなかった。

ところがDAAsである「ソバルディ」を使えば90%を大きく超える患者が治るとされる。まさに夢の治療薬。
これが普及すれば、天然痘のようにC型肝炎を地球上から絶滅できるなんていう人さえいた。
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問題はこの薬の値段。

1日1錠10万円!。基本的に12週間飲み続けるので900万円以上かかる。
国家財政を傾けかねない「承認」何である。もちろん患者個人の負担も
金銭的に重い。

これを飲めばほぼ確実に治るが、それは今は金持ちだけに許された特権とも言えるか。
あまりの高さにアメリカでは議会が製薬会社に釈明を求める騒ぎになったが、直接的な競合薬のない「特効薬」として爆発的に売れた5000億円くらい売れたそうな。これから世界中で売られることでもっともっと売れるだろう。

もちろん、僕の家族がC型肝炎になったら、間違いなくこれを勧めると思うが。。。
(インターフェロン治療は体力的にもきついのだ。それよりこっちのほうが。。。)

新天地追記

と思ってたら、国から多額の助成金が出ることになりました

以下引用
>厚生労働省は、C型慢性肝炎に対するソホスブビル(製品名:ソバルディ)とリバビリンとの併用療法を、医療費助成の対象とすることを決めた。インターフェロンを必要としないソバルディ併用療法に対し、治療期間の12週間まで1人1回のみ医療費を助成する。これにより、患者負担は最大でも8万円程度で済む見通し。18日に開いた肝炎治療戦略会議で了承された。
 ソバルディは、リバビリンとの併用により、ウイルス血症を改善するC型慢性肝炎治療薬。きょう20日付で薬価収載、保険適用となる。400mg錠が1錠6万1799円、3カ月の内服で薬剤費が約550万円かかるが、医療費助成により、患者負担は月1~2万円程度で済むことになる。

どのようなケースが助成金の対象になるのかわかりませんが、助成金が受けられるなら、この治療を行わない手は絶対にありません。

インターフェロンと3剤併用では治らなかった患者さんでも高い確率で治ること。
さらにインターフェロンと三剤併用に比べて患者の負担が少ないこと。

画期的な治療法だからです

問題はカネがかかりすぎて、国民負担が多いという話ですけどそれはまた。。。

とにかく、C型の患者さんはぜひお医者さんにお問い合わせくださいませ。

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