2015年5月30日土曜日

ダービーに見る血統

ダービー、いよいよ開催

注目は、今まで能力を「隠してきた」皐月賞馬がダービーでも勝てるかどうか。
とにかく皐月賞の勝ち方は「衝撃的」だった。普通ならレースが終わってしまうようなよれ方をしながら(ヘタすれば落馬してもおかしくなかった)立て直し、短い直線の中山で、完璧に立ちまわった二着の馬をとても届かない位置から差しきって、ゴール前では騎手が早過ぎるガッツポーズを決める余裕。調教師をして「あって二着」と悲観した後方から、よれながら上がり最速の足を使って歴代2位の好タイムで勝ってみせた。

「全力を発揮できれば」化け物であることは間違いない。

問題は全力を発揮できるかどうかというところか
(五戦三勝、二着二回。その二回が東京競馬場なんです。この馬、走り方が右回り向き何じゃないかと。あるいは気性が荒すぎるのもマイナスポイントかと)

さらに一瞬の切れ味はすさまじい物がありますが、それを継続して繰り出したことは未だありません。もちろんその切れ味だけで勝ててきたわけですが、ロングスパートを要求されるような展開になるとキツイかもね。
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さて他の馬の血統を見てみると。

相変わらずディープインパクトを父に持つ馬が多く、相変わらずの隆盛ぶり。
そして皐月賞でもそうだったが、ディープインパクトの全兄(父も母も同じ兄弟)として知られるブラックタイドが三頭を送り込んできた。

怪我もあって現役時代の競走成績はディープに遠く及ばない愚兄賢弟な兄弟であったが、優れた遺伝子は兄を通しても遺伝するようだ。



しかし、とにかく父系はサンデーサイレンスばっかり。
異なる系列ではキングカメハメハが2頭送り出したくらい。あとはグアンチャーレがグラスワンダー系(Silver Hawk)。サトノクラウンはマージュ、ラストタイクーンから遡るノーザンダンサー系。(日本は2000年くらいまではノーザンダンサー系一色だったのが、今やすっかりノーザンダンサー系種牡馬はマイナーになりました)

母方を見ると「良血馬」が揃うのも今年の特長。
一つには「ノーザンファーム」が自慢の血統馬たちを大量に送り込んだこともあるだろう




孫を2頭送り込んだエアグルーヴ(ポルトドートウィユとドゥラメンテ)
仏オークスの前哨戦(国際G1)を制したレーヴドスカー(レーヴミストラル)
イタリア1000ギニーを制したエリンバードの孫(ミュゼエイリアン、エリンバードの仔エリンコートはオークス勝ち馬)
1990年代世界最強マイラーだったミエスクのひ孫リアルスティール
ミエスクはデュラメンテの祖父キングマンボの母でもあります。そのほかイーストオブザムーンを出すなど母系遺伝子が後世に強く影響を与えています。

などなど。日欧を代表する名牝の血を引く馬が揃ってる。

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現時点では、皐月賞馬デュラメンテが一番強い馬なのは疑いない。
だからといって絶対はないけれど。後は流れとか、運不運もあるから。



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