2015年4月30日木曜日

韓国、「補欠選挙デー」は与党が野党の敵失で圧勝。かろうじて・・・。

韓国では注目の国会議員の補欠選挙が有りました。争われた議席は4。

直前にいわゆる"成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト波紋(検察庁に汚職などの疑いで逮捕されそうになった容疑者予定の人が自殺し、その体から与党関係者に違法献金をしたというメモが残されていた事件。強制捜査を支持したと言われる与党に対する自爆攻撃とみられる)が発生。

与党にとっては強烈な向かい風と思われましたが、野党が「内部分裂」したのです。
要するに候補者の一本化に失敗したんですね。
これに対して与党は党内の予備選挙で次点になった候補者を次回の選挙で比例名簿に載せることを約束するなどして懐柔。
伝統的に左派系が強い光州市でも、法務長官(日本の法務大臣)を4回も務めた千正培(チョン・ジョンベ)議員が「これが最後の出馬」として総力戦を展開。地号議員団もこれに意気を感じて積極的に選挙運動を繰り広げた。これに対して野党側は「旧ノムヒョン大統領系」と「非ノムヒョン系」の協力が進まず。むしろ無党派層の「謙ノ・ムヒョン感情」を起こしてしまい、連勝を誇った聖域光州市でむざむざ与党に議席を渡してしまう結果になった。

与党としては、大統領の任期はないけど、まだ党そのものの人気が落ちてはいなかったこと、そしてソンワンジュンリスト事件が、与党だけでなく野党も含めた政治不信として作用したことで野党の得票につながらなかった面があるとみられる。

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とりあえずかろうじて与党側は過半数をしっかりかためており国政運営をなんとか続けられるめどが経ちました。、
あとは新しい首相がどれだけやれるかなんですが。

8 件のコメント:

ラチェット さんのコメント...

党としての人気が残っているのなら、
首相選びで悩むより、
いっそ、大統領とセットで替えた方が良い、
こういう動きにならないのでしょうか?
制度的に無理なのでしょうか?

新天地 さんのコメント...

ラチェットさん
韓国には弾劾制度というのが有りまして、ノ・ムヒョン大統領の時にそういう騒ぎになったことは有りますが、余程のことがない限り大統領を変えることはできないみたいですね。
大統領制の制度的問題では有ります。

新天地 さんのコメント...

韓国の国会(一院制)には大統領の弾劾を決議する機能があって、可決されると大統領は職務を停止され、首相が大統領代行を努めます。(あくまで代行で大統領ではありません)。(1948年制定の大韓民国憲法の規定だそうです)
で韓国は憲法裁判所があって弾劾審判権は憲法裁判所に有ります。

この弾劾裁判が行われたのは建国以来ノ・ムヒョン政権時の一度だけ。

新天地 さんのコメント...

すこし法律的にマニアックな話をすると、韓国は大統領制で、議院内閣制と違って国会に対して責任義務がない制度ですが、弾劾訴追権を国会に与えることで、制限的ながら代議的責任追及の意味があるとされています。(各大統領制の国にもよく見かけられる制度です)

更にいうと、要件は違憲違法な行為を行ったことに対することのみが要件なので、政策が失敗したとかそういうことでは訴追できない(弾劾が成立しない)とされています

新天地 さんのコメント...

憲法裁判所は180日以内に罷免か否かを判決(できるだけすみやかに行われることになっています)。
ノ・ムヒョン大統領の時、憲法裁判所は選挙違反について「罷免とするのには軽微」。
経済政策失政についてが罷免の要件ではない、として罷免しないという判決を出していて、ノ・ムヒョン大統領は2ヶ月ほどで大統領に復帰しています。

あの頃の韓国は楽しかったなあw

新天地 さんのコメント...

余談
お涙頂戴に成功した大統領派は、弾劾裁判中に行われた総選挙で150議席を超える地すべり勝利。(いまでも旧盧武鉉派と言われる人たちですね)。

旧与党である民主党は大敗北し結果解体に向かいます。与党ハンナラ党も再編を余儀なくされます。

新天地 さんのコメント...

一応、本人が辞めるといえばやめれるはずですがやめないよなあ。

ラチェット さんのコメント...

大統領は直接選挙までは知っていましたが、
止めさせるには弾劾制度ですか、
母体になる党も苦悩ですね。

傍目から見ていると、
経済政策の失敗以上に、
行政システムが、ヤル気を無くしているというか、
叱責を嫌って無為に陥っているようです。
ゆえに、政党側から動きが出ないかと思ったのですが、
ヒモが付いていないのでは、困難ですね。

自分から…は、
ここで止めたら、自分が間違っていると認めるに等しいですから、
無さそうですね。
咽頭炎こじらせて…これも無理ですねw