2013年11月5日火曜日

空売り規制の緩和

空売り規制が一部緩和される。というのもいわゆる裸の空売りと言うのはやっぱり規制が残るのでちゃんと株を借りてきたり、あるいは信用貸借制度を利用した売りに関して規制が緩和されるというわけ。

今までディーラー(自己売買)は現物株の売りに関してはアップティックルールというのに縛られていたんでガンガン株数を空売りしていくことは不可能に近かったのだが、これが値段規制がなくなることでどんどん下値をつけることは可能になる。

(ただし、いわゆる「新規売り現物買」ルールは残ると思う(ゴメン正確には未確認w)、自己の資金枠という縛りは残るはず。自己は貸借制度を利用してもその日のうちに「返済買い」を行うことはできないと当局に通達されている。手続き上「裸の空売り」と同じになるからだ。で、信用新規売り、現物買い、翌日渡し株という手続きをとることになるんだと思う。つまり、自己が例えば一億円分の株の空売りと買戻しを行うと、オーバーナイトの枠で、一億の信用売の保証金でざっと3000万円、買戻しを現物買で行うのでまるまる一億円、合わせて1億三千万円必要になる。だからディーラーは売りから入ってどんどん回転売買するということはできないのだ。これが買いからならディーラーには差金決済の制限がないので何度でも何度でも買ったり売ったりできる。)

一般客についても50単位ルールがなくなるわけで、これは大口客にとっては大きいだろう。まあいきなり大きく売ってくるとも思えないんだが。逆に仕手株なんかは踏み上げにつながる誘いこみがやりやすくなる面もあるけどね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今まで以上に売り崩されるような場面は増えるかもしれんね。特にラージ30のような銘柄とか225に関与率の高い銘柄を戦略的に空売りしてくる場面は増えるかもしれん。トータルで見れば、客に入っていた利益の自己部門への利益移転はさけられないかもしれんね。特に僕のような空売りを好きな人間から見れば、自己が売れないところをドカドカ売っていたのが自己も売れるようになるのは痛いだろう。(ホント痛いw)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空売り規制がなければ、今もディーラーやってたと思う。そう思うとフクザツな気分だ。
しかし、空売り規制をやめた、というこの事ひとつとっても今の政権には「株を理解している人間が居る」という証なんだと。これを導入したバカよりは緩和した人間のほうがよっぽど頭がいい。

0 件のコメント: