2013年10月6日日曜日

超電導

さて新天地、古電工に昭和電線を買い込みました。もちろん、リストラ進行から業績回復、株価上昇と読んだ訳ですが、地中電線を期待したわけでは、ありません。こんどこそ、超電導(超伝導)相場が来ると。

バブル経験者なら知っていると思いますが、バブルの頃にいわゆる高温超伝導物質(高温って言っても液体窒素で実現できる-196度。それまでは液体ヘリウムで冷やす温度でしか超電導は起こせなかった)が発見され「超電導相場」があったのです。その時は「未来」を買っただけで実際に業績にはあんまり影響なし。しかし今回こそは・・・。

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超電導というのは、一部の金属や化合物において、一定の条件(普通は極低温)のもとで電気抵抗がゼロになる現象を言います。例えば超電導な電線を使えば、電気を全くロスなく送電することができます。あるいは超強力な磁石を作ることができ、それは超強力なモーターを作ることにもつながります。JRが開発する磁気浮上式のリニアモーターカー、いわゆるリニア新幹線も超電導磁石を使用することで成り立っています。現在、実用化されている最も有名な機械はMRIですかね。強力な磁力がひつようなMRIは超電導電磁石を使用しています。

そのほか、理論的にはとんでもなく長い超電導ケーブルのループ線を作り、その中に電気をながしこめば、電気を大量に貯めておける超大型電池ができるのではないか?そんな研究もあります。原発が深夜に作る余剰電力を超電導電池にため込めれば、発電所も少なくて済む。あるいは電気自動車の発電ステーションになったり、スマートグリッドの一翼を担うことができるかもしれませぬ。

さてそんな夢の技術超電導ですが、現在はMRIくらいしか実用には使われてませぬ。なぜなら、今使われている超電導コイル(あえて旧世代としましょう)は、高価な液体ヘリウムを使って冷却しないと超電導が起きないからです。経済的にペイできる分野はまだまだ限られてきました。

上記のように80年台に安価な液体窒素で冷やせる温度で超電導が起こる物質は発見されていましたが、ケーブルやコイルとして産業的に利用する(次世代の)製品はいまだ適当なコストでは量産化されていませんでした。最近、ようやくそのメドが立ったのかなと。JRがリニアにゴーサインを出したのも液体チッソで超電導が維持できるメドを感じたからでしょう。(今の実験線では古いタイプの液体ヘリウムで冷却するものが使われているが、開業する実用線では液体チッソで冷却するタイプが使用される予定)

いまその先端にいるのは4社。古電工、住友電工、フジクラ、そして昭和電線。4社だけが液体窒素で使用できる次世代製品を作れる、と。

リストラが進んだところに、もしもこの超電導関連が、オンしてきたら、株価の風景はとんでもなく変わるぞ、そんな思惑で大量に買い込みました。リニア新幹線絡みのコイルだけで総額いくらになるのか細かい計算はまだ全然ですが、その売上と量産効果はやはり計り知れないものがあるだろうと。4社で山分けですからね。他の国に追いつかれていない分野。まあそんな感じです。

住電工やフジクラは業績がもともと良い方なので逆に今の株価にたいしては株価インパクトは弱いかなという判断で外します。リニアの話が進む過程で「大相場」になればな。そんな思惑の中期投資です。そしてギャンブルでは有りますが「下値は限定的」という比較的持ちやすい理由もあります。低位株投資の「いいところ」では有りますね。潰れなければですが。

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