2013年10月15日火曜日

燃料電池と水素

いま、燃料電池車として話題になっているシステムでは「水素」を利用したものが多い。というのも水素は燃料電池で発電する過程で「水」しか生まれない。温暖化の元になる二酸化炭素を発生しない、あるいは窒素酸化物や黒煙などを発生しない、非常にクリーンなシステムであるといえる。

問題は如何に水素を安全に高効率に(やすいコストでとも言える)持ち運ぶか。現状では圧縮するにしても結構なエネルギーが必要になる。それをためておく貯蔵庫のコストも。


一方。水素は原油を精製する時にも発生し、現在は燃やしたり捨てたりしている。これを利用できれば非常に環境にやさしいということにもなる。捨てているものを使う(もちろん純粋な水素を取り出すのに精製プラントが必要になるが)のだからコストが安くなる可能性がある。(現状ではまだ大規模な精製プラントが燃料電池車の燃料として水素を生み出すとしてもガソリンに大きく燃費で負けている)

これはプラント業界(特に千代建)にとっても新しい挑戦、未来の収益分野。また、石油業界にとっても非常に大きな立地になりうる。
電気自動車が普及しても石油業界に恩恵は無いが、水素で動く車がもしも一般化すればそれはガソリンに変わって石油業界を潤す可能性がある、と。

あるいは水を電気分解すれば水素と酸素を取り出せる。原発の夜間の余剰電力を使って水素を取り出せば・・・ってな考えも会ったのだが、今の日本の現状では難しいかもね。コストもかかるし。

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