2013年10月17日木曜日

作品の舞台

大学時代、国文学の単位を取得したのだが、その時の教授が芥川龍之介を研究分野にしている人だった。もうお亡くなりになったのだが。

芥川龍之介の小説には、古典から題材をとったものも多い(芋粥とか歯車とか)。これに対して「物語の独創性にかける」なんていう批判もあるそうなのだ。つまり「一からプロットを作った作品に比べれば、すでにある舞台(古典)を再利用して描かれた芥川作品はいわば手抜きじゃないの?と」

でも当然だからといって芥川作品の価値が落ちるわけではない。芥川の小説は題材、舞台こそ古典を使っているがそこに描かれた真理や機敏、虚無その他もろもろに価値が有るのだろうから。
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映画「そして父になる」が元の種本の作者周辺ともめているらしい。

もちろん、題材となった話があるわけで、そこは大事にしなくてはイカンよな。
だからといって映画の価値が落ちるとまでは思わないのだけど。。。

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