2013年9月20日金曜日

トランプ

任天堂の元社長、山内氏死去。

今の若い人は証券マンも含めてピンと来ないかもしれないが、証券業界で「トランプ」といえば任天堂のこと。(業界では昔から各銘柄に「アダ名」をつけた。これはいわゆる「業界用語的な」仲間内で通ぶる、とかそう意味ではなく、「聞き間違い」による銘柄誤発注などを避ける工夫という面もある。「なんとか堂」とかの銘柄と聞き間違わないように特徴的なアダ名をつけるのだ。
このあだ名と「銘柄コード」をいうことで銘柄間違いというのは飛躍的に減った。

それでも三菱金属と三井金属を間違えたバカを知ってるが。。。

話がそれた。

つまり、任天堂というのは大昔はトランプや花札を作るさえないおもちゃメーカーだった。それがゲームウオッチに始まりファミコンからいまの3DSに至るまでの巨大ゲームメーカーに変貌を遂げた。

初めて株価が10000円を突破したのも任天堂だったと記憶している。昔から任天堂の株価を持っていた人はバブル崩壊だろうがなんだろうが、どこで売っても莫大な利益を上げれたはずだ。


日本というのは本当にこういうごく限られたタレントに恵まれて発達してきた国であると。こういう天才を見つけて投資を行いたいものです(まあそればかりではリスクがありすぎますけどね)
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しかし、コンソールからスマホへ。パッケージ販売からからダウンロード販売、さらにはそれを通り越して「無料ゲーム」のアイテム課金へ。変わりゆくゲーム業界をどう考えていたんでしょうねえ。???一度その考えを聞いてみたかったものです。天才の意見を。

しかし、ゲームショー開催中に逝ってしまうことに時代の流れのようなものも感じずにはいられないのでした。合掌。

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余談だが「アダ名」がついたのは今と違って口頭で客から銘柄名を言われて、それをさらに口頭で部員同士が伝えて注文を取り次いでいたから必要性があった。更に「立会所」という「みんなが集まる場所」があったので共通語としての通名が成立し得たのであろう。取引所にいる人達は他社の人であっても「同僚」みたいなもんだった。

今みたいに、立ち会い所が廃止されて他社との交流の場所がなく(さらには昔は4大証券がグループを結成していて「勉強会」とか開くので日興系なら日興系の人たちで集まる場所があった。)注文はネットで完結する時代。うんこフンじゃった、みたいな言葉は生まれても「機能的な」あだ名なんてものは生まれて行かないんでしょうね。

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