2013年8月16日金曜日

最後の抱き線

抱き線とかはらみ足というのは相場の逆転を示すことが多い足。ヅラヅラ下がってきて抱き線の陽線が出れば大きく流れが変わることもある。

一方で上昇が続いてきた時に「陰線の包み足」が出ると決定的に下げに転じるときもある。記憶にあたらしい所では、今年5月の22日ころにつけた乾坤一擲の下げの包み足
参考225の日足
出来高を伴う長大な包み足の陰線の出現はそれからの長い大きな調整を示した。もう、こんな長い包み足が上昇相場の最後に出たら「終戦」さえ覚悟しなければいけないんである。チャートが「上げ過ぎだよ!」と大声で警告しているのだ。

さてでは逆に、高値圏で「陽線」の包み足が出たら?前日や前週の安いところを下回って始まって、高く引けるパターン。室はこれも最後の抱き線と言いまして決定的な天井をつける可能性がある足なのです。


参考 エイベックス週足。(クリックで拡大)
 



人に聞かれた銘柄を出すのが凝縮なのですが、エイベックスの週足。
2012年の4月から始まった比較的大きな相場。反落を交えつつも大きく上昇しました、そして先々週の立てた陽線。その前の週の陰線を「包む」まさに最後の抱き線と言われる足です。これだけ強い相場が続いていた後。50週移動平均からの乖離も警戒水準に達しています。
この足が出たら次の日(次の週)の始値に中目します。そしてもしマイナスで始まるなら、そこは売りの急所の可能性高し。前週の高値や終値をストップロスにして売りきればいいのです。
あるいはかぶせ線がでる場合も下げる可能性が大きくなります。

もちろん「相場の中段」でこのような抱き線が出ることもままあります。しかし1年以上にわたって右肩上がりに上昇した所で出現した最後の抱き線。トレンド変換と捉えて戻りを売りに行く、そんなチャートに見受けられます。
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出来高を伴ったきつい下げ。ギャンの発想によるならばまさに今、安いところからじっと我慢して株を持ってきた大口の投資家が「ここまで」と心に決めて売り払い(ディストリビューション)に入った、そんな感じでしょうか。こうなるとなまじの買いでは反転しますまい。むしろ上手く戻るところを空売りしたほうが、と経験則から考えてしまうのです。

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