2013年8月30日金曜日

連想ゲームの手順 (シリアが化学兵器を使ったことになったなら)風が吹けば桶屋が儲かる。

新天地、昨日は寄り付きから国際帝石を買い、40秒で7000円口利食えて、少しだけ悦に浸ると同時に「クソッ」ッて思いました。「なんで石油高関連持ってないんだよ、僕」

日曜日の段階ではすでにシリアが「化学兵器を使ったことになっている」(本当に使ったかどうかはこの際問題ではありません。使ったことになっているかどうかです)事が報道されていました。
僕は義父さんにうなぎ(特上。旨かった)をごちそうになりながら、そのお昼のニュースを見てました。その席で「ああ、また石油上がるなあ」と言ったのを覚えています。
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ディーラーやディトレーダー、さらには週単位で売買する短期の個人投資家ならば、まず「石油が急騰した時に思惑で買われる銘柄、売られる銘柄」のリストを一般教養として持っていること。思いつかない?勉強が足りません。また実際に業績に影響があるかは関係ありません(キッパリ)どうせ思惑で飛び乗って、あとから値動きで釣られて出てくる頭の弱い人に売りつけるだけですから。

さて日本にはいわゆる石油メジャーのような純然たる産油銘柄が殆どありません(アラビア石油も今は無いし)

国内で原油高メリット株といえばやはり国際帝石が筆頭でしょうか。そのほか昭和シェルとかその辺りの銘柄。一方で原油を使う側の銘柄としては電力株(原発止まってるし)などが売られる筆頭かな。石油化学の一角も減益要因。さらに中期的に意外に影響が大きいのが郊外店型経営のサービス業小売業。例えばラウンドワンなどは石油が急騰した年は顕著に売上が落ちる傾向あり。(ガソリンが上がるとみんなで遠出しない、郊外型店舗の売上落ちる、なんですな)
そんな時はラウンドワンの決算発表の直前に待ち伏せの空売りをかけるとか。

いろいろな材料を「株の引き出し」に抱えておかなければいけません。これがまず大前提。持ってない人は過去の業界新聞(縮尺版が図書館にあります)などをひっくり返して相場欄を読み、知識をつけるように。

なに?面倒くさい?あなたは株に向いていませぬ。
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化学兵器の使用、≒「限定的武力攻撃へ」。これも新聞を見ていれば把握しておくべきことでした。いままでアメリカは「カネがかかる」「イラク戦争の反省」「ロシアへの遠慮」からシリアへの直接介入はしませんでした。大義名分にかけたわけです。しかし化学兵器を使ったというならいくらでも公正化される。そういう流れは過去の新聞報道から読み取れました。

さらに米国が軍事介入したら中東混乱で石油が上がる。これは過去のイラク戦争などの経験からも明らか。

石油が上がれば関連株が買われる。。。。
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流れを短期投資家視点に立って見てみましょう。

1シリアが化学兵器を使用する。(したことになっている)というニュースを見る。

2あ、これでアメリカが空爆するな、と理解する。(これには普段から新聞を読んでいることが大事です)

3アメリカが中東で空爆したら、原油相場は再び急騰するな、と考える(これはもう一般常識ですな)

4自分の相場の「引き出し」の中から「原油相場が上がったら買われる銘柄、売られる銘柄」を出してくる。(引き出しの中身がない人は今からでも勉強しましょう。証券会社などの相場解説は普段から毎日見ておきましょうね。どういう理由でどんな銘柄が買われ、あるいは売られたのか。将来、同じ局面で必ず役に立つから)

5出してきた株の四季報コメントとチャート、信用取組などを勘案し短期先回りで買って良いのか売っていいのか考えて相場に入る。人と同じタイミングでは当然みんなで高値をつかむだけ。速すぎてもリスクは高い。その辺も頭に入れて。ひとが買いに出る、その少し前に先回りするのです。

新天地注
ことは原油高だけではありません。いろんなニュースが出るたびにこんなルーチンを繰り返すのです。それが「確実に利益を拾う」ことにつながっていきます。もちろん、1から4まで繰り返して、5は「見送る」もちろんそんなことも多いでしょう。でも1から4までが無駄になるかというとそうではない。そんなことを繰り返して大きなチャンスに巡りあうのです。
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今回、僕がニュースをみて「ああ、石油上がるなあ」とおもったのが日曜の昼。そして国際帝石が買い気配出して買われたのが木曜の朝。少なくとも水曜の午後三時まで買チャンスが有りました。3日間。十分に人より先回りできました。そして速すぎることもなかった。

なのに僕は。。。「忘れてました」。思い出したのが日本時間の水曜の夜。アメリカ市場の値動きをネットで見てて「石油株」が買われてるのを見た時。慌てて国際帝石に成行買い入れて眠りにつきましたが時すでに遅し。幸いにも利益は得たものの「本当に美味しいところ」は取り損ないました。「油断」ですよね。もしもこれが相場のことしか考えてない人間だったらガッポリ利益を得たことでしょう。

数十秒のニュースが流れた時、自然と連想ゲームで銘柄コードが湧いてくる。これが市場参加者のなれの果て、じゃなかった進化型だと僕は思いますです。

(まあそんな自分(人の不幸にチャンスを見つける)に嫌悪感を感じないといえば嘘になりますけどね)

おまけ
本当はこういう記事をアップするつもりで準備してた
>以下元没ネタ↓
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このままだと英米軍は限定的ながらシリアへの攻撃を加えるだろう。

常識的に考えればすでに攻撃目標候補は選んでいるはず。軍事衛星がピッタリマークしている部隊に攻撃を加えるのではないか?

攻撃は近くに派遣している艦船からの巡航ミサイル攻撃もしくはNATO基地からステルス長距離爆撃機を使った攻撃(大昔、トリポリにF111で長距離空爆を加えた方法のような)を使うんではないか?いずれにせよ、こちら側の被害が全く出ないあるいは最小限に留まるような攻撃。もちろん、政府転覆に至るような絨毯爆撃はできまい。指導者の暗殺も難しい(条約上ね)

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本当の軍事的意味は限られるかもしれんね。政治的、経済的、地政学的な影響は大きいだろうが。。

ああ、原油の値上がりが痛い・・・。


国際帝石(1605)、過去五年のチャート。クリックで拡大。

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木曜朝にアップしようと思ったら、すでに国際帝石は買い気配になりそうだったのでやめた。「後出し」だから没ネタだったが自分への戒めに載せておきます。

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