2013年5月9日木曜日

腕時計の高額化つづく。

新天地は元時計マニアです。


朝日新聞に出ていましたが、スイスの時計輸出額は2兆円を超えたとか。これはお金持ち(中国や石油国)の人間が更に高い時計を求めてどんどん高額化が進んでいるから。一般的な感覚ではロレックスとかせいぜいフランクミューラーの数百万円の時計が「高級時計」ですが、彼ら富裕層にとってはそんな「大量生産」される時計に興味はなし。

時計師によって一個一個組み上げられ最後に作者の名前(プライドともいう)が時計師自身によって彫られたような、スペシャルな時計こそが「高級腕時計なのです。それはもはや1000万円単位。当然億を超えるものもあるでしょう。むかしはそうゆう超絶技巧時計でも1000万円あれば買えたのですが。。いまは数千万円が普通の世界のようです。日本の金融緩和で巡り巡ってまた時計界のバブルが起きるんだろうなあ。僕がダニエル・ロートを所有することは二度とありますまい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今度のバブル相場でお金を稼ぐ方も多いでしょう。ついつい普通は買わない腕時計に目が向くこともあるはずです。経験則では株が好きな人はなぜか腕時計が大好きです。それに稼いだお金で時計を買う、車を買う、家を買う。古今東西バブルの三大現象です。なので予め少しだけ忠告しておきます。

1時計の趣味には際限がありません。きりがないのです。一個買い始めたらドツボにはまります。一個目を買わないことが大事です。

2今は機械による部品加工技術が発展したので、昔は100%ハンドメイドでしか作れなかった超絶技巧な時計の生産数が昔(20年前)より飛躍的に上がっています。時計に希少価値などというものを期待してはいけません。買った時が高値。プレミアムがつくとかそういうことはない(極希に販売業界やマスコミが結託して品薄バブルが起きることはゼロではないですが)のです。投資用に買う、なんて馬鹿なことはしないように。

3 2に関係しますが、腕時計の数は増えましたが修理できる技師はどんどん減っています。素晴らしい時計を買っても、数十年維持できないかも。というかまともにメンテナンスできる人はどんどん減っていくと思っていいかもしれませぬ。またメンテナンスは最低でも数年に1回はすること。しかもそれは結構なお金がかかります。できないなら時計は買わないほうが。。。買い手にも時計にも不幸だと思います。

4個人的には本当に「超高級時計」が欲しいなら、ダイヤモンドや純金のロレックスとかはおすすめしません。それは「高い時計」であって「凄い時計」ではありません。高い時計はだれにでも作れますが、すごい時計はだれにでも作れるわけではないのです。
ダニエルロートとかロジェ・デュブイみたいなメーカーの、しかも本人がハンドメイドした時計をおすすめします。もちろん其のお金で家でも立てたほうがまだ賢明だとは思いますが。

高級時計でなく、デザインがいい時計が欲しいなら数十万円を抱えて時計店回りをしたり、雑誌を買い込んで自分の欲しい時計を探してみて。それならバブルが弾けても手放さずに一生保持できるかもしれませぬ。出来れば時計マニアとしてはそんな一本に巡りあって欲しいですね。価値は値段や希少性によって決まるものでは無いと思うのです。形見に腕時計を残すなんてかっこいいじゃあありませんか。

5最後にこれ重要。みんなが時計やフェラーリやポルシェ、あるいは不相応なマンション、これらを株で買ったという話が出てきたら相場は完全終了。全部維持費がかかるもの。維持できなくて手放す人間を何人も見て来ました。かく言う僕もITバブルで危うくランボルギーニを買うところでした。買ってたらとんでもないことになったかも。とても維持費なんて捻出できなかったですからね。翌年の住民税さえ危うく滞納しそうになったのにw。

そもそも巨大な物欲を満たせそうな金額を得たら、物欲を満たさず安全な現金やその他の物に変えることをおすすめします。

もちろん一生に1回なんだとすれば思い出にそういう贅沢を味わうのもいいかもしれませんが。くれぐれも先々を考えて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それでもとにかく買いたいと思う方。高級時計は信頼出来る正規の代理店か百貨店で。並行輸入品や通販は安いけど、メンテナンスとか考えるとやっぱり正規代理店のものを買うことをおすすめするのです。

また、機械式時計というのは毎日つけていいもの(ロレックスのシンプルなモデルとか)ととっておきの日につける時計(18金の時計とか)があります。時計屋さんと相談して自分の目的に合わせて、じっくり考えてから。腕時計とは言いながら、飾って眺めるという時計もあることを覚えておいてくらはいな。

本来、時計なんて本当は「必要ない」ものですからね(おひ

0 件のコメント: