2013年5月10日金曜日

しつこいけどよみうりランド(相場の一生、大げさか)

よみうりランド週足
(平成25年4月9日まで)
高値に進むに従って出来高が増えていくことがわかります。つまり株は上昇するに従って「客を集める」のです。値動きそのものが宣伝効果がある、と。逆に全然値動きがない株はつまらないから誰も来ない。で、値動きもない。卵が先か鶏が先か、という話ですが。

だから、この値動きの少ない時に大口投資家(あるいは仕手)はじっくり株を仕込みます。逆に言えば仕込んでいるときは値上がりもしないですが極端な値下がりもしませぬ。つまりそういう出来高が少なく、株価が横向きに動いている(あるいはジリジリ下値を切り上げる)銘柄を常にウォッチしておくべきなのです。

時が来たら其の銘柄は狭いレンジを抜けていきます。それは予め予想されていた好材料であったり、仕手筋の仕掛けであるかもしれません。出来高が増え、客を集めて上昇に転じていきます。

人々が熱狂し、出来高がピークアウトしながら天井を付ける過程で安くで株を集めていた人間は株を売り始めます。当然株価は大きく下げたりしますが、高値を覚えている短期筋の買い、空売りの買い戻しも交えて上下動があるでしょう。其の上下動でさえ投機筋の売買を集めます。

しかし高値を更新できないことが明らかになれば買いは弱まります。高値で掴んでしまった人の敗戦処理も加わり、相場は下げ相場にはいって行くのです。最高値を更新したかな?とおもったあと、出来高が減ること。それは直接的に買いの減少を意味しており、少なくとも買い玉を手放すことを検討すべきサインであり、売り屋に取っては空売りのサインの一つになります。

それでも上がって行ったら?そこは資金量と相談です。あくまでレアケースですけどね。
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これはバブル相場でも、仕手相場でも、あるいはまともな業績相場でも同じです。
違うのは買い手の動機、あるいは天井の形(鋭い1点の天井の時もあれば長い期間横ばいの天井を作るとき(ギャンは「サイドウェイムーブメント」と呼びます。売るほうが慎重に値段を下げないように売り払うケースです)、あるいは激しく値動きを伴う大きなレンジを伴った天井を作るとき(三点天井、四点天井を作るとき)などです。

過去のチャートを見てください。「大相場」のときは必ず同じような平行移動から始まり出来高が増えながら上昇し、最高値圏で出来高は最大になり、出来高が減少し下げに入っていくことがわかるはずです。その際何度も反発局面はありますが、高値は抜くことなく(つまりそこで空売り出来れば大きなチャンスです)元の値段に戻っていくのです。

20年前の兼松日産だろうが、ソニーや富士通、ソフトバンクの2000年くらいのITバブル、あるいは今年のアベノミクスバブル。みんな例外なくそんな値動きをしてますね。

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おまけ
新天地の仕手講座
あなたが仕手筋だったり、大口のファンドの管理者だったら。

十分に上がったと思ったら、短期間で値段構わず売りに出ること。ストップ安になっても構わないつもりでどんどん売るべきです。値段を崩さずしずかに売るなんてことは考えてはいけない

買いは処女のごとく、売りは脱兎のごとし。名言です。

(新天地注。可能なら例えば古河電工の史上最高値のあたりの日足の値動きとかみてみると良いでしょう。ストップ安連チャンで大天井を形成していたはずです)
あるいは光通信なんかもそうだったかな。ストップ高買い気配になったところに無慈悲な売りをぶつけてきています。その後の伝説のストップ安はご存知のとおりです。

逆にいえばそんなバカスカな売りをザラバ中に観測したならそれは変調の大きな兆し。相場転換を意識する場面です。日計り商いをする人間は覚えておくべきでしょうね

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