2013年5月2日木曜日

96条という「パンドラの箱の鍵」

株にはまあ関係ない話。しかも専門家から見れば「もっと勉強してから書けよという話です」

新天地は一応行政書士(名付けて街の法律家です)
どう見ても法律家には程遠い法的知識ですけどね。行政書士なんて、車で言えば原付免許みたいなもの。弁護士は大型特殊、牽引とかフル装備と言った感じ以上でしょうかw

で、いろんな育った環境下からいわゆるリベラリストに入ります。国家なんて言うものは必要最小限で良い派です。
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そんなアマチュアな僕でも96条改正については言いたいことがあります。

参考日本国憲法第96条
第九十六条[1] この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
読んで字の通り。各総議員の3分の2以上(出席者の三分の二ではありません)の賛成をえなくては発議できないという非常に高いハードルです。研究者によっては事実上不可能ではないかというほどの・・・。これはこの憲法を制定した人間の「憲法を変えられてたまるか」という強い意志表示のようにも思えます。(わざと意志表示としました。意思表示ではなく)
そもそも現行憲法自身、大日本帝国憲法の立憲君主制という「本来、憲法の基幹部分として変えることができないはず」の部分を変える形で成立しています。(憲法の基幹部分は、変えられないというのが主流学説、だと思う。少なくても有力説だ)。なので今の憲法成立の根拠を、「敗戦」という名の「8月革命」という非連続性によって法的根拠を求める学説さえあります。(一応、法律家を目指していた僕はその説を取りたいですね。)

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改憲を考える(主に右派)人々が96条のみを先に変えてしまおう、というのは実にうまい方法です。いろんな意見がある中で反対も多い改憲案件を個別に行うのは96条のハードルのもとでは困難です。しかし、いろんな分野で改憲、あるいは加憲を唱える人はたくさんいます。その人達を抱き込めば96条の改憲要件のみを先行して変えることは不可能ではないかもしれません。

そして一度ハードルを下げてしまえば、時の為政者にどんどん都合のいいように改憲ができる可能性は広がるでしょう。たとえ今は想定できないようなどんな人間が為政者になろうとも。憲法は為政者に対する「フォーミュラ」、規制であり、それを外したいと思うのが為政者であるでしょう。自分の目的があるならそれを規制するものをのけたいと思うのはある意味当然の考えです。
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結論

しかし96条こそは現行憲法制定者(8月革命の実行者)たちがかけた「パンドラの箱の鍵」だと僕は考えます。箱のなかには今よりも良い物(自主制定?というちっぽけなプライド?プゲラ)が入っているように見えますが開けてみたら???

僕は「鍵は外さないほうが良い」派です。そしてそれは僕以外にもたくさんいるでしょう。総理は鍵を外したがっていますが、鍵を外したくない人間に足をすくわれないか?

そんなことは知ったことではないですが、参議院選挙の前にそうなるなら、当然株価の推移にも影響をあたえる話。参院選挙前に改憲案を出してくるなら、公明党離脱からの政局不安定化までは一応頭に入れておきますか。バブルは些細な事から弾けるものだから。リクルート事件やそういうほころびから倒壊していった物事があるように。

株価が上がったのは安倍総理が「何を置いてもまず経済」といったからという面があったはず。他にエネルギーを分散するなら「ああ、またいつもと一緒か」という話になりかねませんからね。投資家は一度熱が冷めると戻らないから。せめて五年はバブルが続いてほしいものですが。

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