2013年4月16日火曜日

ボロ株、コール・オプション説

この説は、証明されたわけではありませんが非常に説得力のある説でして僕はこの話の今日の日記を読むだけで数万円、あるいは数十万円の価値があると思っています。たまに書く「役に立つ話」です。購読料は・・・。

前も書いた気がしますが、せっかくなので。

こんな見事な理論を僕が考えたわけはなく、新天地が場立ちをやっていた時にある凄腕の先輩に、ザラバ中の雑談(仕事しろお前らw)教えてもらった話です。暇だったんですな、みんな。まだ山一證券がご存命で出来高1億割れとかの頃だったか(遠い目)
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結論
ボロ株というのは、コール・オプションに近似する(ボロ株≒コール・オプション)。

どういうことか?そもそも。もう潰れそう、黒字転換の見込みが現状無い、一株資産もかなり少ない(ヘタすると実質債務超過)。そんな株に安いながらも値段が付いているのはなぜか?それはアウトオブザマネーのコール・オプションと一緒だよ、と。コール・オプション的な発想でボロ株の値段が説明できるというわけです。

ただしボロ株コール・オプションと違うところは、期限は不定期(思惑とか市場環境で変わる)。行使価格というのがなくて、その株がなにか有りそうだ?というプラス材料発生というのを行使価格の変わりにしている、と。

コール・オプション➾1行使期限、2権利行使価格によって価格が理論付けられる。アウト・オブ・ザ・マネーのコール・オプションは期限内に行使価格をうわまわるかも?という期待で値段が発生する。

ボロ株➾1潰れて上場廃止になる日(これは市場のコンセンサスによって変わる) 2まともな状態に戻る(ひょっとしたら万が一立ち直るかもという期待感)、ということが「権利行使価格」のようなものと同じ効果がある。また画期的な材料が出てくる、ということが仕手株において権利行使価格を上回ることに取って代わる事がある。

コール・オプションだと元証券の価格が上がって行使価格を超えてくるかも?という可能性と残存期間の長さで価格が変わってきます。なので今アウト・オブ・ザ・マネーで行使価格が同じなら、5月期限のコールよりも6月期限のコールのほうが値段はかなり高くなるはずです。

ボロ株の場合は利益が上がらない、資産が増えない、その場合でも、ああ、どうやらこの株当分延命したな、ということになれば「権利行使期限が伸びた」のと同じ効果があるというわけです。そして黒字転換とか材料出現、あるいは将来はちゃんと一株資産が増えるというハードルを行使価格のようなハードルに見立てて、そういうイベントが発生すると突然イン・ザ・マネーになったかのように乱舞する、と。
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東京電力ストロングバイ、としたのはまさにこの理論から。東京電力、どう考えても本質的には債務超過ですし、まじめに事故の補償をするなら黒字転換は可能性薄い。いつ潰れてもおかしくない植物人間な状態。「アウトオブザマネー」もいいところです。しかしながら、今の自民政権は「原発無くして景気回復なし」という考えを持っているようです。安倍さんがここまで人気があり政権が長く続くなあ、という見込みが出てきている以上「東京電力の(想像される)行使期限=上場廃止になる日」は明らかに伸びている、と。

もしも債務超過を解消できるかも?という政策が打ち出される可能性があれば、実際は打ち出されないことになってもその可能性があるうちは株価は大きく上る可能性があります(例えば補償を税金で一部肩代わりするとか)。現状はアウトオブザマネーのオプションだから。可能性が少しでもでてきたら、ボラティリティ上昇と同じ効果が見込めるからです

環境もお金ジャブジャブ。東京電力が特段の材料も根拠もなしにここまで急騰したのは同じ事に気がついたお調子者が複数いたということなんでしょう。
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この、どう仕様もないボロ株、あれ、当分潰れないな?という話があたかも行使期限が延長されたのと同じ効果を持つ=価格を押し上げる効果がある(それはまともな姿に戻る可能性が増えるという裏付けによって)という発想はボロ株を趣味にする上で欠かせないストラテジーなのです。またうわさ話で株価が急騰することがありますよね。それもボラティリティが急上昇したと同じと考えれば十分説明がつく、というわけなのです。

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いい話でしたね。購読料のお支払いはみずほ銀行兜町支店普通口座・・・・・(もういいって。

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