2013年3月15日金曜日

羽田

新天地、最近羽田空港に毎週通っている・・・。
というのも羽田空港の工事の輸送を受けることが増えているのだ。国際線ターミナル拡張工事とかがつづく。

羽田空港内の道路の一部、名前は都道や国道でも、その一部が羽田空港(国土交通省の航空部)管理になる。ややこしい話だが「道路法」(国土交通省の国道事務所(地方整備局)、あるいは都道府県や市町村などの管理)の対象外になるのだ。

一般の人にとっては「ふーん、それで」な話だと思うが、特車を走らせる方にとっては面倒なのだ。
羽田の中にトレーラーを走らすには「羽田空港長」の通行許可を得る必要がある(実際に審査するのは国土交通省の航空部)。普通の特車許可とは別にわざわざ羽田空港に行って許可を得なくてはいけない。(郵送という手もあるんだが、打ち合わせしたほうが絶対無難。)

(似たような話では例えばレインボーブリッジの一般道路部分は港湾道路といって港湾事務所の管理になる。さらにややこしいことにレインボーブリッジの有料道路部分は当然首都高管理。また最近できたゲートブリッジも管理者は東京の港湾事務所だ)



例えば千葉方面から国道357を通り、新木場からゲートブリッジを通って羽田空港にトレーラーを走らせようとすると「国道事務所」(あるいは東京都か千葉県など)、東京の港湾事務所、そして羽田空港のそれぞれ三箇所に別々の特車通行申請を出さなくてはいけない。工事現場ごとに・・・。国道事務所はネットを通じてオンライン申請すればいいが、港湾事務所と羽田空港はオンライン申請ができない。出向くとなると提出するだけで半日仕事だ。遠くから荷物を持ってくる業者とか行政書士は大変だよなあ・・・。
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こういう、明らかに縦割り行政の非効率性が経済の足かせになっているような気がするんだよなあ。(その一方でこのわかりにくさのお陰で行政書士がお金をもらえる余地が出てくるといいますか・・・。)一般の人はそもそも港湾事務所の場所とか、羽田空港の特車通行許可を出す窓口がどこにあるかさえ(極端な話、その窓口がどこにあるかどこに聞いたら教えてもらえるかさえ)わかんないもんなあ。僕だって最初はどこに行ったらいいかわかんなかったもん。だから堂々と金とって許可をもらう余地が出てくるわけだが。

運送屋としては面倒な話だ。
TPPでアメリカが圧力かけてくれないだろうか?トレーラーの非関税障壁だとか言って。くれないか。

それにしても羽田空港は工事にお金かけているよ。成田空港は相対的にはどんどん寂れていく方向なのか。
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おまけ
羽田空港内の羽田空港管理道路は「羽田空港に用事がない」特殊車両の通行許可が出ることはない。羽田空港の航空荷物を運ぶか、あるいは羽田空港内の工事のために入る車両であるか、許可申請の際に示して通行許可を得る必要がある。また通称「アクセス道路」と呼ばれるトンネル部分はほぼどんな理由があろうと特車の通行許可をえることはできない。これを知っている人は意外に少ない。

環八から357方面に抜けるのに羽田空港管理道路を通っているトレーラー(とくに海上コンテナ)をよく見かけるが、ほとんど違法に通行(許可なし通行)しているとおもわれる。許可申請そのものが通らないんだから。もしも本気で取締を行ったら、他の道路で大渋滞が発生する可能性があるが。。。

おまけその2
一方港湾道路を通る場合は、とくに港湾道路内に用事がなくても通行許可を得ることはできる(昔はできなかったんだ)。ただし先に港湾道路以外の道路の特車申請をしておく必要が有る。さらに通行許可の期間が一年とか2年(期間は重量、寸法によって変わる)ではなく、「3月末まで」になることにも注意が必要だろう。なので今の時期、3月末で切れる特車許可を延長するため港湾事務所は混む。(審査も時間がかかる)注意が必要なのだ。

以上、行政書士のための特車豆知識でした(ほんとうに役に立たんなw)

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