2012年11月12日月曜日

ネットで身元が知れる怖さ

新天地はもと証券マンです。主にディーラーをやっていましたが、いろんな部署も経験しました。短い間ですが売買審査室長と言うのをやったことがあります。室長といっても平社員だし、部下はパートのおばさん一人だけでしたが。

就任にあたって上司から言われたのはこんな話。おまえ、昔から株やってるだろ?経験で「普通の客はこんな注文の仕方しねーよ」と思う怪しいと思った注文、過去二年間の伝票から全部洗い出せ。(つまり一任勘定とか仕手屋さんっぽい価格操作的な注文を全部抜き出せと。主婦は昼間から日計り商いしないだろ?普通の会社が仕手株に数百万も突っ込まないだろう?で、「裏をとったら」外務員にはやめてもらわざるをえないよねと。特に一任勘定は監視委員会とかの検査で見つかったら数千万円の罰金と営業停止、更にはマスコミに全国に報道されます。でも売買審査室が事前に見つけて自主処分してお上にそれを申告すれば、罰はそこまで重くならないというわけです。)

で、結果何人かの取引の中から、怪しい取引を見つけてしまい、結果としてその人たちは首になりました。ルール違反ですから首なのは仕方ないと思うのですが、それでもその人たちの人生の歯車を壊してしまったなあ、という思いは今でもあります。彼らがどうなったかは知りませんがまともな証券会社なら一任勘定で首になった人間を雇うことはそうはないでしょう。

あれから10年以上たった今でも、「新天地が電車にのるときにホームの一番前に立たない」、というのは実話です。
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最近、ネット見てたら大昔になくした時計が帰ってきた、という話がアメリカであったそうな。
その時計を見つけた人がネットで検索して元の持ち主の居場所を突き止めたと。
僕なんか行政書士の登録したらバンバン事務所宛に郵便物が届くようになってます。その気になれば簡単に居場所なんてネットでもなんでも探し出せるでしょうね。

フェイスブックとかやる人の気持ちがわからないというのはまさにここです。自分の居場所を知らせて時計が来るなら微笑ましいですが刺客が来ないと誰が断言できます?恨みなんてそこら中に転がっているのに。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いい話ですなぁ。