2012年10月12日金曜日

「逆」タイムマシン経営

「タイムマシン経営」とはもう10年以上前にソフトバンクの孫社長が唱えた話。

つまり、(ITの発展において)アメリカで起こったことは数年後に日本でも必ず起こる。(例えば古くはIBM互換PCの急伸や当時としてはADSLの発達などがそうだろうか)。だからアメリカで成功したビジネスを見て、それをすぐに日本で始めれば(闇雲に事業を始めるよりも)成功する確率が高い。まるでタイムマシンで未来を見てきたように振る舞うことができる。だから(自分の今までの成功は)「タイムマシン経営」によるものだと・・・。

あるいは日本や韓国で起こったことはその後周辺のアジアでも起こる、と。

もっとも今はアメリカや日本との「時差」は急激に収縮した。タイムマシン経営自体は今でも使われる言葉だろうが、実際にはアメリカで成功したサービスは日本では時をおかず雨後の筍のようにボコボコ生えてくるし、必ずしも皆が成功することは無いだろう。
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さて、その孫さんがアメリカで携帯電話事業を始めるらしい。当然巨額のキャッシュのようなものが必要になるので株は下がるだろう。しかし時価総額至上主義のソンさんがそれでもやるのだ。本人的には自信があるのではないか。

全く新たに会社を作るよりも3番手の会社をそのまま買い取って始めたほうが、ライバルは少なくなるし手っ取り早い、安くつく。時間とライバルを「ひとつ消せる」というアドバンテージ。その有利さを生かし、そして自分や周りの人材を含めた経営能力で企業の成長を促進する、と。

彼は考えたのだろう。

キャッシュが食われる等々マイナス面を勘案し天秤にかけてもいけるはず、それは日本のソフトバンクテレコムでやった方法と同じだ。すでに「ノウハウ」はあるぞと。

これは日本で起こったことを自力でアメリカで起こす、名付けるなら「逆タイムマシン経営」と呼べるのかもしれない。

ソフトバンク(社長一人でなく、会社として)の手腕やいかに。注目です。これが成功するなら、他の国でだって・・・。持続的な成長が可能となり、そしたらSBストロングバイでし。
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もちろん、日本で起こったことがアメリカで起こせるとは限らない。リスクとリターン、これをどう判断するかがこれからのソフトバンクの投資判断のキーになるでしょう。1兆円は決して少なくは無い。

ぼくはハゲ嫌いだから急落してもリバウンド狙いしかやらんけど。

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