2012年10月24日水曜日

70才さらにはSAS

少し前、首都高速で税関職員がのる車がトラックに追突され、税関職員が死亡する事故があったのを覚えているだろうか?犯罪捜査にも絡む税関職員だけにネット上では「誰かに消された(事故を装って)」なんて憶測まで流れたが、トラックの運転手の居眠りだったように思われた。
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さて「犯人」が70歳のトラック運転手だったこともあり、そんな高齢者に運転させるなよ、ってな声もあった。お仕事させるなよ、と。しかしながら、70歳を超えるような運転手は珍しいか?と聞かれると、実はそれほど珍しいことではなくなってきている。特にここ最近は。

というのも最近の交通行政のお陰で、免許を持っている人が減った上に、更にそこから大型免許を自分で取る人間がいない。運送会社としても高卒の免許を持っていない子をとってわざわざ免許を取らしてあげて長期に雇うという余裕がなくなっている。昔なら、トラックの運転手になれば高給取りになれたが、今はそれほどでもない。
結果運送会社はドライバーの中途採用に頼らざるをえない。更には運賃の下落が給料の下落に繋がっており、60歳で老後の資金が溜まっているから引退する、なんてことも叶わなくなってきた。賃金の低下、人手不足。これからも運転手の高齢化はどんどん進む。人が足りないなら若い人をどんどん雇ってやりたいけどできない。余裕が無い。

ほら、陸運ストロングセルでしょ(実際、頭は痛い)

更に今回、運転手がSAS=睡眠時無呼吸症候群であることが判明した。最近、話題に登ることが多くなったこの病気、寝ている間に舌が気道を塞いで無呼吸になるという「病気」。病気というと一部の特殊な人がかかる少数の話、と思われがちだが、実は人口の4%がこの症状があるとされる。男性に多く、太った人には更に多い。つまりトラックドライバーは有病率が4%よりもかなり高いとも言われている。

これが居眠り運転の原因らしいのだ。おそらく居眠り原因の結構なパーセンテージを締めるこの病気、現状では寝て入るあいだ、鼻とかから酸素を送り込む機械をつけて寝る対症療法しか治療方法はない(根治することもない)一生呼吸器使うことになるのだ。これから社会問題化する過程で自分たちもお金と時間をかけて対策していくしか無いよなあ。
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いびきがうるさいと言われる人(僕もそうですが)。ダイエットは必要だしw専門の外来もあるので診察を受けて見ることもお勧めです。SASは死につながることもある怖い病気らしいです。いや、ほんとに。

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