2012年9月5日水曜日

タイ、ハイテク、ローテク、ハイテン、ワールドワイド

三菱自動車からミラージュが発売。三菱自動車株に注目する新天地としては、これが世界的に売れることがこの下部復活の条件だと思っている。今のところ、タイでは絶好調だが、日本ではまだまだのようだ。

この車には株屋として注目すべきファクターが色いろある少し上げておこう。今後数年の株式投資を行う上で知っておくべきことたちのような気がする。

1タイで生産。おそらく、三菱自動車がもっとも量産する車をタイで生産してきた。これはタイがとくに小型車の生産にたいして国家的な優遇措置を設けていることによる。他の各社もタイで小型車を生産してアジアやヨーロッパにむけて販売している。日産のマーチもそうだ。

2一方で今度のミラージュは三菱いわく「飛び道具は使っていない」。ハイブリッドとかディーゼルとか低燃費ターボ等のハイテク装置は使わず、低燃費を実現してきた。それはいままで積み上げてきた技術によるものだ。また、できる限り内装部品の数を抑えるような設計は、まだ日本よりも低いタイの生産技術を補うように考えられてもいるそうな。ローテクで作る、ということを前提に考えぬかれて設計されているというわけです。

3ハイテン鋼材の多用。これが実はミラージュの肝のようだ。ハイテン鋼というのは従来の鋼材に比べて高いし加工が難しい。しかし従来のものに比べれば軽くて強い。三菱は「加工部分を少なくし、ハイテン鋼を多用する」ことでコストを抑えつつ、強度を確保。強度を確保することで補強部品などを抜本的に減らしても車体が構成でき、結果として安価でありつつ軽量な車体を作ることに成功した。その為、エンジンにお金をかけなくても低燃費で勝負できる、と。外観がのっぺりとして特徴がないように見えるのも空力にこだわり、加工コストが少なくてもすむように考えて設計されているから。

4ワールドワイド。タイの人にすれば初めて買う、でもメインの車。日本やヨーロッパでは燃費を重視したセカンドカー。これを一つの車でカバーできるように作られた車。結果として同じシャーシーを出来るだけ多く売りたいという考え方。
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机上ではよく考えられています。やすいし、小回りも効く、値段の割に燃費等、高性能。

ただし、「味がない」(運転してて楽しくない)とも言われています。そこまで追い求める開発はされていないと。フィットみたいに近所から長期の旅行までこなせる車ではなく、奥様の近所使いとかあるいは法人向け営業車としてはコスト(イニシャルコストが安いのに燃費も良い)を考えれば最適かもしれません。
その意味では軽自動車とバッティングしますね。軽より広く安全性も良いけど税制では不利。そんな感じ。

他の会社も遠からず同じような戦術に出てくるでしょう。その時どんな株が動くのか。ハイテン鋼の加工で銘柄とか無いかなあ。

とにかく乗ってみてください。いい車であることは間違いない。売れると判断できればストロングバイなんですけれど。

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