2012年9月14日金曜日

10年  (てんぷら小野)

前から奥さんに「あなたは美味しいお店に言ったことがある話はしても、そこに連れて行ってくれない」

とは言われてました。まあ、中央区より西は出かけるのが億劫という話もあって。
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奥さんが天ぷら食べたいというリクエストにお答えして、八丁堀の天ぷら屋さん、「小野」に行って来ました。八丁堀近辺といえば穴子は世界一と言われたみかわとか、「激戦区」ではあります。でも天ぷらといえば僕には「小野」。
ここは新天地の思い出のお店。というのも、生まれてはじめて会社を移るとき、上司に会社をやめることを打ち明けた場所だったのです。
「大事な話がある」と打ち明けたところ上司がおそらく事情を察して「天ぷらでも食いに行くか」と誘ってくれたところ。
歩合ディラーとして生きていくことにした分水嶺の地。あの時その上司が「そこまで思いつめているんなら、今の会社で歩合ディラーやればいいやん。俺が社長に話しつけてやるから」という慰留に正直心惹かれながら「来月でやめさせてください」と言った場所。今でもはっきりおもいだし・・・、いやあんまりそうでもないかw。何食べたかまでは思い出さないもんな。


味もさることながら雑居ビルの三階(エレベーター無し)という隠れ家的な雰囲気がいいんですね。近辺にお勤めの証券マンなら知っているお店かもしれません。
上司いわく、ボウ4大証券の株式部でも接待に使っていたというお店。昨日も外人さん連れの商社マン、ぼう有名外資系電機メーカーの役員とセレブなお客様ばかりでした。


10年ぶりに再訪したところ、当時仕切っていた先代はおらず、英語ペラペラの二代目が夜を任されておりました。10年の月日の長さを気付かされる瞬間。「10年たっても変わらない」と思わされたお店の内装も聞けば脱煙装置を新調するなど大きく変わったそうで。ほんと、あれから10年たったのか、と。
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初めて連れてこられた時、連れてきてくれた大先輩は「日本一上手い天ぷらを食わせてやる」でした。
日本一うまいかどうかはさておき、昨日もいろいろ変わり種をいただきました。とうもろこしとお餅の天ぷら、ここでしか出てきますまい。ホワイトコーン甘くてうまかった。うん。

旬にこだわってネタを変えるところは先代譲り。お話を聞いていると、秋の季節が本格化する頃にもう一度来なければwと。また店主が本当に英語ペラペラなので外人さん連れてくるのも良いでしょう。日本でしか食べない旨いものを食べさせてもらえます。
接待、デート、大切な人の記念日に、特別な日のお店かも。


難点は、10席ほどのちいさなお店(店主が一人で切り盛りするにはあれが限界でしょう)で加えて店主が言ってましたが、いろんな所に出張であげに出かけたり、素材を買い付けに出かけるので(特に夜は)予約は必須なところ。こだわる天ぷら屋さんはみんなそうですが、夜はお客を回転させないんでしょう。10名まで限定。(すごく早く来て帰った客がいましたが、「今日は満席」にしたままでした。)
雑居ビルの三階でエレベーターがないのでお年寄りを連れていくには気が引けますか。それと(これは素材料ですが)夜はお任せのみ、値段はサービス料にお酒をいれて一人15000円を超えます。(お昼は2000円位かのコースがあります。先代もお昼はいるそうで)。値段だけの価値はもちろんあると思いますけど、毎週行ってたら破産してしまうw。

アノ近辺で美味しい天ぷらを食べたいと思った方はぜひ予約のお電話を。多少混んでも構わないという人はお昼のランチに並んでみるのも良いかもしれません。場所はすずらん通り、エンパイアビルのところを一方通行に逆らって南西に進み小さな十字路をひとつ超えたところ右手側の雑居ビル、小さな看板が出ています。

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