2012年8月15日水曜日

キヤノンの落日。ロンドンオリンピックはニコン勝利

こんな記事

まあ内容はロンドンオリンピック、プロカメラマンの使用カメラはニコンが6割、キャノンが4割、といったところでしょうか。
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一眼レフカメラ市場というのは日本のカメラメーカーで独占されてきました。その中でも報道カメラマンが使うカメラというのは事実上、ニコンとキャノンが2社で独占しています。というのも現在、事実上この二社だけがプロを意識したモデルづくり、ラインナップ、そしてプロ向けのサービスを行なっているのです。

特に両者はフラッグシップモデルでは異常なまでの耐久性、防塵性、AFスピード、自動露出の精度、などなどを揃えています。どんな環境下でもシャッターボタンを押せば、商業レベルで使える画像が少しでも高い歩留まりで撮れる。そんなカメラでなければプロのカメラマンには使ってくれません。

そしてオリンピックとなればなおさら。決定的瞬間をとり逃せば、カメラマンに存在価値はありません。カメラの性能の差が写真の優劣を分けることもあるでしょう。
そして、プロカメラマンが使うカメラは確実に一般にも売れ、大きなシエア変動を引き起こします。長い間ニコンキャノンがシェア1位2位を確保し、かつて3位だったミノルタが姿を消したことは偶然ではないと僕は思っています。
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かつて圧倒的1位だったニコン。しかしキャノンはフィルム時代に「EOS1」という当時としては画期的にAFが早くて正確なカメラと、白レンズと言われる描写性能がずば抜けてよく、AFも超音波モーターと言われる静かで早いレンズを武器にプロ向けのスポーツカメラマンでのシエアを奪い去りました。ソウル・オリンピックから前回の北京までキャノンが優勢で、結果として一般向けシェアもキャノンがニコンを圧倒していたと思います。

しかしここ数年はニコンのモデルの巻き返しが目につき、レンズの性能でもキャノンのアドバンテージは失われた感もありました。で、今回明らかにニコンがキャノンを抜き去り、逆に圧倒的なリードを稼いだ感があります。


キャノン全体にとっては一眼レフは命運を決めるような大きな部門ではないでしょう。しかしこれまで盤石だったこの部門で敗れ去ったこと。キャノンという巨象に、なにか大きな問題を抱えていることを外に向かって出してしまったような?

かってキャノン一辺倒だった僕は寂しさと疑いを少し持ってしまうのです。

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