2012年4月5日木曜日

クリーンディーゼルの憂鬱

マツダから新しい「スカイアクティブ」のディーゼル車が導入された。新型ディーゼル車はポストなんちゃらかんちゃら規制にも対応する低排ガス車でなおかつ燃費もいい。もちろんプリウスと比べれば燃料リッターあたりの燃費は落ちる。しかし、リッターあたりの値段が軽油とガソリンで20円ほど差がある日本では軽油という「経済性」で値段あたり走行可能距離は逆転することも可能だ。低回転でのトルクがあるのがディーゼルの特徴なので時速100km程度で長距離巡航するようなケースではトヨタ製ハイブリッドを完全に上回るだろう。(渋滞でのストップアンドゴーが続くようなケースではトヨタ製ハイブリッドは敵なしだけれど)

さて、日本メーカーがディーゼルに出遅れたのはハイブリッドのほうが究極的には燃費がよくなると考えたからだろう。あるいはディーゼルと言うのはどうしても振動面で不利だし、排ガスのイメージもある。
一方でヨーロッパ勢はディーゼルのほうが当面は有利と考えてこっちに開発力を向けた、と。

現在ヨーロッパでの登録台数を見ていくと、プリウスは日米での大ヒットが嘘のように売れていない。そしてディーゼル車のシェアは驚くほど高い。ディーゼル車のほうが来るもの値段が「安い」し燃費もそこそこ良い。しかもハイブリッドは高速走行が多いヨーロッパではそれほど優位性がないからかもしれない。たくさん売られたくさん走行しているうちにディーゼル車の完成度はとても上がってきているね。これがこのまま日本に上陸してきたら・・・。日本勢は太刀打ちできるのか??? 今はまだ、ディーゼルに対するネガティブイメージが強いけれども。
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もしも。値段がそこそこ安い海外生産のディーゼル乗用車が入ってくれば。。。このままでは日本車は危ないのではないか?これが憂鬱ひとつ。さらに乗用車のディーゼルエンジンはどんどん進化しているのにうちが買うような大型トラックのエンジンは燃費全然上がってこないぞ?ひょっとしてボルボとか海外トラック勢はもっと燃費がよくなっているのに日本勢は競争から置いておかれてたりして?これが憂鬱二つ。

最後に。乗用車のクリーンディーゼル車が一般化すると、おそらく国内のガソリンと軽油の小売値段は縮小するっていうか軽油の値段が上がる。これがもっとも憂鬱なことだったりしてw

マツダの新しい車には乗ったことはないけれど、ベンツのディーゼルには乗ったことがある。確かに振動はあるし音も独特だけれど、減税額と燃費をきけば「それもあり」と思えた。日本の動向はどうなんでしょうね。
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日本勢にとっての望みはハイブリッドはまだ開発途上(燃費向上の余地はまだありそう)だけれどディーゼルはそろそろ限界(といわれているらしい)ということかな。どんどん厳しくなる燃費規制でディーゼルにはある程度の限界はあるだろうと・・。(まあだからトヨタはハイブリッドにいったんだろうけれど。ハイブリッドのノウハウは電気自動車のノウハウでもあるしね)

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