2012年3月21日水曜日

持ってない、でも持たないと

機関投資家ってのは不自由な面がある。自分の意思とは関係なく銘柄を取捨しなければいけないからだ。
たとえばオリンパス騒動のときにも書いたけれど、急落時にあの株が「本来の価値よりも下がった」とたとえ思っても「コンプライアンス」という足かせから買えなかった機関投資家は多いだろう。逆に持ってた機関投資家のなかには安値をつけるところで問答無用で売らされた機関投資家も多いだろう。
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他方。機関投資家は指数と言うベンチマークに追われている。その昔ソフトバンクとか光通信がバブッた時。あんな怪しい銘柄wを組み入れてなかった機関投資家にとって、時価総額の大きい(指数寄与率の大きい)それらの銘柄たちがどんどん上昇していくと、それらの銘柄を「持ってない」と言うことは指数と言うベンチマークに見放されるということでもあった。持っていない機関投資家は「高いよ」と思いつつも上昇を続ける限り組み入れざるを得ない。だから余計にわけのわからない値段まで上がっていく。そんな循環があのITバブルを生む背景の一つだったことも確かだろう。

僕は昨今のグリーとかの相場もそういう側面があったと思っている。だからあの銘柄は「売り」。バリエーションから高く買われすぎたあの手の銘柄は、今度はどんどん外していかなければ機関投資家はベンチマークに負けてしまう。
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一方。東電買って見た。「まともな」機関投資家はとっくの昔に売り払ったと思う。でもたとえ腐っても結構な大型株なのだ。犯罪を犯したわけではない。政府が出資するならそれは「つぶれない」事も意味するかもしれない。
金余りの今、一度上がりだせば指数への寄与度もゼロではない銘柄。買わざるを得ないプレーヤーもゼロではないような気がするんだが・・・。「つぶれなきゃ」ね。

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