2012年3月24日土曜日

人は城、人は石垣、人は堀

武田信玄といえば、「風林火山」の旗印で知られる。何でも幼い頃、父親にどちらかと言うと疎んじられていた信玄は。孫子を読みふけって知識を蓄え、後に無敵と言われた騎馬軍団を組織したのだと。

というのは後世によって作られた話らしく、風林火山の旗印と言うのはどうやら本当はなかったかも知れないらしい。

また、信玄といえば信長とか秀吉とは違い、いわゆる天守閣を持つような城を作らなかったとされている。もちろん、そういう後世に文化的に残るようないわゆるお城を作らなかっただけで、軍事的に意味のある砦はいくつも作っているし、自分の居したところも軍事的には城といえただろうと。
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長々と話したけれど、信玄は城を作らなかった理由として「人は城、人は石垣、人は堀」と述べたという。つまり、城を作ることにお金をかけるよりも、人材や組織、軍隊を整えるほうに力を注いだほうがためになると。

まあ、どうやらこれも後世の作り話みたいですけどね。前述のように信玄は「城」と言うものを意識しなかったんじゃあないかと。それは信玄が出た時代が少し早い時代だったから。もう20年遅く生まれていたら信玄だっていわゆるお城を作ったと思うし。
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話がさらに長くなった。運送会社に入って思うことは、運送会社とは本当に、人が会社、人が石垣、人が掘、だなと。いい会社に慣れるかなれないかは設備にももちろん依存するけれど運転手さんに依存する部分が如何に多いか。
そして最初からいい運転手だけを集めることなんて不可能なんだから、いかにいい運転手さんになってもらう仕組みを作れるかが会社の価値を上げることになるかと。これは事務所の能力が問われるなあ。

さて、最近運転手の募集難である。前にも書いたけれどこれは国の政策のせいでもある。大型免許の取得がこれほど難しくなってしまった今、あと10年で物流コストはビックリするほど上がらざるを得ないだろうね。少なくともトラック輸送において。

人が雇えない会社の株を買うことはばかばかしいと思うのか。あるいは売り手市場になれば運送会社の業績は上がるのか?どっちなんだろうなあと考え込む今日この頃です。

一方で運送のユーザーには馬鹿にできない負担になるかと。
そしてこんなばかばかしい(トラック輸送を国策で維持しようとしない国)所からは出て行こう、という製造業脱出に拍車をかける一要因ではあるでしょうね。今からわかりきった未来だけれど、だれも手をつけようとしない未来。運送業においてもそれは存在します。
だれかこのことをやってくれる政治家はいないものか・・・。
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なんでこんなことを書いたかと言うと、相互リンクしてもらっているぐっちさんのHPにこんな本の紹介が出てたから。国民にとんでもない富をもたらす資源(でもそれはいずれ枯渇することもわかっていた資源)を持ちながら無駄使いと無意味な海外投資を行い、再び原始時代なみの極貧に後戻りした国。
それは「人口」という資源を失いつつある日本にも当てはまる。将来が見えているのに何も使用としない国。 
やっぱり、運送業の株は買っちゃあダメだな。国策がそうなんだから。

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