2012年3月24日土曜日

86が夢見る世界。それは2.0みたいなもの?

トヨタから「86」スバルからはBRZとして発売されたスポーツカー。これがなかなか好調な予約だそうな。もちろん、大トヨタからすればたいした台数ではないかもしれないけれど、巷間伝えられるようにトヨタの社長直轄のプロジェクトといっても良いほど力の入った車のようです。

それはスバルにしかない水平対抗エンジンという技術を最大限生かし(低重心で振動も少ない)そしてスバル単独ではできなかったFRという新しいプラットフォームの開発。これらによってそれはそれはいい車ができたようです。ウインウインの開発成功のようですし、スバルはこのトラの子エンジンとプラットフォームを使って別のもっと売れる車を作ることも可能かもしれません。
エンジンについてはロータスが買いたい、なんて噂話もあるくらいで。
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さてこの車、「いじる」ことが前提になっているんですね。シートやエアロパーツはもちろんのことロールバーなどをつけることなども考慮して設計されているとか。それはトヨタが「86」とネーミング下ことにも現れています。

もともと、自動車メーカーは改造されることを嫌ってきました。しかしイニシャルDで有名になったレビントレノ(通称86と呼ばれます)はユーザーによって改造され、さまざまな外部メーカーがさまざまな部品を出すことで「名車」と呼ばれるようになりました。

以前web2.0なんて言葉がありましたが、車メーカーが作るんではなく、ユーザーに動いてもらうことがブランドをつくり、文化を創り、あるいはそれが果実になって自動車メーカにも寄与すると。そんな狙いを感じるんですね。車が好きと言うトヨタの社長の戦略を感じます。
少し前の社長は車が嫌いみたいだったですからね。

今度でた86もそんな車になって欲しい、車にあこがれる文化を創ることで日本でももっと車を売りたい、車離れを防ぎたい。トヨタは発売前から外部のアフターパーツメーカーなどにも積極的に情報を流していたみたいですし(一部では発売前の車を有償で譲渡していたか?)「共存共栄」を打ち出しているようにも見えます。これは日産がGTRで打ち出した「改造は基本的に認めない」とは真逆な方法論。巨人トヨタがこういう戦略を打ち出したことは注目すべきファクターなんだと僕は思います。

さて86、これが車離れを抑えたり、あるいは周辺の業界を潤すことができるのか?
直接トヨタにインパクトを与えないまでも、それは他の銘柄で収益をあげるキッカケになるような気がするのです。

個人的にはスバルのBRZ、絶対欲しい。スバルの株も押したら買おうと。

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