2011年12月24日土曜日

山種美術館

休みの日は、奥様の希望で広尾の「山種美術館」へ。

というのも、いまベストオブ山種美術館というわけで、コレクションの中でも重要文化財に指定されているような「大物」ばかりを集めた展示がされているのです。その前半が25日までと言うことであわてて見に行きました。

古くから相場を張っている人はご存知、山種証券やヤマタネの創始者、山崎種二は今で言うなら相場の神様でしたが、2.26事件での米相場の大暴落や戦後の高度成長での上昇相場で巨万の富を得ました。彼は横山大観などの日本画の巨匠たちのパトロンとなり、多数の名作をコレクションします。

そして大観らのアドバイスにしたがい、その貴重なコレクションを一般にも見てもらうために美術館を作ったというわけです。なんでも初の日本画専門の美術館だったとか。
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ここまでコレクションにのめり込んだのは、初めて買った絵が「贋作」だったからとか。そのため、その初めて買った作品の本物と同年代の古い日本画を収集するようになったんだそうです。その後、恵まれない絵描きさんにも援助を行い、何人もの大家を晩成させました。

失敗を糧にする、ってのが相場屋さんの大きな資質のひとつなのかもしれませんね。

なかんずく、重文の猫の絵、まるで3Dのような、すばらしい絵でありました。あれは欲しい。
いくらお金積んでも買えないけどさ。

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