2011年11月10日木曜日

営業停止の思い出

普通の人は「営業停止」なんてくらうことはあるまい。しかし新天地は、自分(たち)がやらかした件で一回。あと自分の管理下で不祥事があり一回。営業停止を食らっている。

おかげで転職するとき、免許が下りるのに一日余分にかかったなあ。いまは時効なので問題ないはずだが。(不祥事を起こして処分が下ると、何年か(5ねんだったかなあ)は転職したときの免許の許可が一日余分にかかることを知った。っていうか処分を食らったことをすっかり忘れて転職したので結構問題になったそうである。その月、順調に黒字スタートでなければ首が危うかったらしい。
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営業停止を食らうと休みだ~と勘違いする人がいるが大きな間違いである。自分たちが自己売買で食らったときは「反省しる」ってことなので有給休暇をとることさえ禁止された。会社にかんずめにされて講師を呼んで勉強会。板を見るのも禁止。情報端末は見てもよかったけれど。この辺は裁量の範囲内だったけれど、当局が見回りにきたりするので悪いことはできない。

食らったのは自己の株部門だけだったので債券先物のディーラーだけがんばってたのを思い出すなあ。株部門がダメって事は、株先とETFは禁止されなかったんだが(今思うと不思議な話だ)当然そこは「自粛しる!」でありました。

ちなみに、自己売買が停止になると、営業が入力を間違って、それを自己売買に付替えるというような作業も制限される。むかしそれをうっかり無断でやってしまってさらに営業停止を食らった会社もあるそうだが・・・。
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支店が営業停止を食らったときもなかなか大変だった。
見回りを命じられた僕は朝イチで支店に出かけた。したら、それより先に当局の人が見回りに来てた。ちゃんと営業停止しているか見回りにくるんである。

まず、店の外に看板出してないか。店内の証明は暗くしなさい。できればシャッターを下ろせと。
ただ営業停止とはいってもお金を出したり、手仕舞いの売買は受けてもOKということなのでシャッターは半開きにして人が入れるようにしてもらった。さらには入居しているビルについている看板の電気を消せと。ビルに聞いてみたのだが全部一緒の電源なのでひとつだけ消すわけには行かんのだな。これは事情を話して何とか勘弁してもらった。

当該支店の社員は全員出社で営業時間中は昼休みも外にでるの禁止(と社長に命令された)。外にでたら管理できないし、営業行為とみなされかねないから。で、僕が見張っていろと。

営業時間中は一緒に電話番もさせられたのだが、支店内では注文に関する話をするのはもちろんだが、「万が一にも個別銘柄の話はさせない」というのを徹底した。たとえば今もってる株の先行きの相談をするのも「営業行為」なのである。疑心暗鬼になりすぎだが、当局が客のふりをして電話をかけてきて、うっかり話しに応じようものなら、おとりつぶしだってありうるのだ。

あるいは「営業停止中ですので個別のお話はできません」という電話対応をしたら怒り出す客だって当然いる。そこは僕が電話をかわってもらってひたすら謝り倒すのである。ほめ殺しならぬ謝りごろしといいますか。あれはなかなか貴重な体験だった。テレアポの仕事はもっと大変なんだろうなあ。

さらに盲点だったのは入金はダメ、でも追証が発生したら証拠金入れるのはOK。ところが担保にする株の入庫はダメだって言うんである(当時。いまはしらん)。これでおおもめにもめて、けっか大口顧客(当時NTT株を1000株以上持っているようなお客さん)を失うことになってしまった。株ならいくらでもある。でもいまは現金無いから株で何とかしろ、といってきたのだが、これがダメだったんである。ウン億円の預かり資産を失ってしまった・・・・。
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気がついたらあれからもう15年近くたってる。懐かしいなあ。。。その日たべたモーニングの味はどんなだっけ?コメダを発見して思い返す新天地でありました。

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