2011年11月16日水曜日

落合打法

オリンパスは楽しかったけど、(無事帰還しました。どうなることかと思ったが、今回は珍しく「ついていた」。まるであのストップ安でつかまされた人間が自ら書いたようなすばらしいタイミングの上場維持期待観測記事でした。っていうかまだ維持が確定したわけじゃあないけどね。念のため)全体相場は今年一番の冷え込みですね。正直こんなときは勝率が下がる。逆に行った時に逃げ損ねる確率が高まる。本来は手出しすべきときでは無いのかもしれない。もっと儲けやすいときはほかにある。
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世間では日本シリーズをやっている。落合監督が有終の美を飾れるかどうかが話題だ。ところで、落合監督と言うのは数字にとても強い人なんだそうな。年に一回、税理士が数字を見せに持っていくと一目見た落合監督に間違いを指摘されたことがあったという・・・。

で、じつは僕にとっても落合監督は「株の先生」だったりする。どういうことかと言うと・・・
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松井が鳴り物入りで巨人入りした年だったか。テレビ番組のコーナーで落合と松井がカメラをつないで短く対談するコーナーがあった。いまでこそ「しゃべらない」落合監督だが、当時はカメラを向けられれば野球の話はしてくれたんですね。

こっからは少しうろ覚えな話なのだが松井の打撃について聞かれた落合は言った。全体はすばらしいけど内角の打ち方は気になる
中略
振る手を止めたほうが、ヘッドスピードは上がるんだよ。


どういうことかと言うと、(あとで専門書を読んで知ったのですが)フルスイング中、バットがボールに当たる直前に一瞬手を止めることで、バットは手を支点にしてバットの先が円運動を行うことでヘッドスピードが上がり、ボールが飛ぶというのですね。(一瞬)止めたほうが飛距離が伸びる。禅問答のようで実は科学的な理論です。

落合選手と言うとライト側に飛ばすホームランが印象的でしたが、インコースの球は手を折りたたむようにして身体をくるりと回転させるようにレフトに飛ばしていました。つまり飛んでくる球にによって「まったく打ち方を代えて」対応するというわけです。同じ打撃フォーム、単一の打撃フォームではいろんな球には対応できない。至極当たり前といえば当たり前の話です。
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ただこの話を見ていて僕は思うところがありました。ああ、これって株でも一緒だな、と。たとえばオリンパ見たいに急落する株の急反発を狙う買い方がインコースの球とすれば、長期投資はアウトコースの球だったり。買い方と言うか打ち方はそれぞれ別なんですね。

なんだか、これで株のコツをつかんだような気がしました。だから僕は落合選手が「株の先生」なのです。


しかし、株と野球は違うところがあります。野球なら相手があるので苦手分野を減らすように勤めなければいけません。というか苦手があれば相手はそこを攻めてきます。
株なら違います。自分の好きな球をずっと待ち続けてその球だけを狙えばいいのです。三振が無いから。
オリンパスみたいな波乱を特意とする人もいれば、そうじゃない人もいます。もっと気長な長期投資を得意にする人もいれば、それを「かったるい」と思う人もいるでしょう。幸い、個人投資家は「見送る」事が可能です。落合選手のようにいろんな球種に対応するいろんな打撃方法を身につける必要は必ずしもないのかなと。
それよりもむしろひとつでも良いのでこの球(相場)は打てる、という技術があれば、その技術をメインにして相場を張ればよいと。金銭的余裕ができれば、そのほかの相場に対応する技法を勉強することもあるでしょう。ゼネラリストよりもスペシャリストでいいと思うのです個人の場合は。(ディーラーは別ですよ。毎月200マンは稼がなきゃ首だから)

勝てるところで勝負、と謳うのはここですね。僕なら短期勝負の相場や特定の形をしたチャートの銘柄が(というかそれのみかw)勝率が高いのが過去の検証でわかっています。あるいは趣味の世界から連想を広げて中期的に銘柄を買いこむ(いまなら東レとか)方法で過去に大きく儲けてきました。

仕手株は過去中外鉱業とかルックとかでかなりいい思いをさせてもらいましたがそれは本尊情報があったからこそ。そうでなければ楽しいけれど損も大きいというパターンです。
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そうそう、落合選手といえば数字に強いことは上で書きました。ただ闇雲に打っているんではなく、年間何打席あるからどれくらいヒットを打って四球を選んで、というビジネスプランがあってシーズンに臨んでいたのだそうです。過去の打席のデータも当然頭に入っていたとか。

株の場合は年間何パーセント稼ぐとかのプランは立てぬくい。しかし過去の売買の記録をとることは簡単でしょう。いくらかけてどれくらいの期間でどれくらいの損得があったのか。相場に入った理由や降りた理由みよる分類も可能でしょう。そういう記録をとっておいて分析してみること。
ディーラーだった僕には当たり前の作業(というか先輩に教わった)ですが個人で過去の記録を分析できるようにしている人は存外少ない。面倒だけれど、そういう作業とチャートとにらめっこをすることで技術が上がるのかなあ、と思うのです。しつこいですが未来は過去の繰り返しだから。

みんなオリンパスの株でそれぞれが自分の意思で右往左往しているように見えるけれど、全体としてみればおそらく同じパーセントの人が同じような行動をとるんだと思う。未来に似たようなパニックが発生したとしてもだ。

2 件のコメント:

ラチェット さんのコメント...

四半期決算が始まってから、
データのズレを感じませんか?
以前は、
(非常に大雑把に言えば)上がる時は全部上がり、
下がる時は、全部下がっていたような感覚がありました。
もちろん、例外はありますが。
 
10~15銘柄でポート組んでいると、
たいていは、一つ二つの劣等生がいて、
キチンとお世話しないと、グレるので、手が掛かりますw
 
にしても、今年は、
化学、電機、金融は、ヨレヨレですねぇ。
これだけ弱いのは、珍しいです。
 
ボオ~っと銘柄組み込んでいると、
機械、重電だらけにw

新天地 さんのコメント...

ラチェットさん
銘柄間のはこう色が強まった感じがするのはありますね。

僕が恐れているのは実は日本全体が沈み込んでいて、まばらに弱いやつから落ちていっているんではないかと。
造船がやられ、テレビがやられ、そのうち車もやられ・・・。

銘柄間で強い弱いがあるから弱いものからがたがた崩れていって、いずれは今は強いものも、という不安です・・・。